足立区のただ太郎です。

お子さんを持つ方から良く聞かれることを報告します。

区内施設の砂場の件 です。

足立区では 0.25マイクロシーベルト/時 を上回った砂場の砂を入れ替える工事を行います。

小中学校 17箇所
保育園   6箇所
幼稚園   6箇所
公園     6箇所

詳しくは→砂場の対策 

先日の厚生委員会で基準値以上の放射線量が検出されたお肉を売った区内のお店に関して議論がありました。

それは、売った事実を公表する事によってそのお店の存続に関わってしまう。つまり、店名などを公表する事は死活問題だ。という 意見がありました。

であれば、砂の入れ替えをする上記の施設を公表しないことを望むのでしょうか?

私立幼稚園だって基準値以上の放射線量が出た所は公表されています。

食べ物じゃないからいいのか?

子どもが砂場で遊んだらその砂が口に入る可能性は十分あるでしょう。

また、区が今後開催予定の「食育イベント」では東北野菜の販売を検討しているようです。

なぜ子ども達を集めて行うイベントで、少なくとも放射性物質が付着している野菜をわざわざ販売するのでしょうか?

内部被爆は大人よりも子どもの方が影響が大きいのはご承知の通りです。

東北の野菜を販売することは、東北農家の支援になりますが、子どもたちの将来的な健康影響を考えると私は賛成する事はできません。

基準値以上の肉を販売した個人商店の名前は公表せず、基準値以上の放射線が検出された施設名は公表する。

そうではなくて、全ての事実をしっかり伝える事が重要だと思います。

お肉屋さんも各施設も対応するのですから。

みなさんはどう思いますか?

東北の野菜を区が販売するという事は、まだ解明されていない放射線が及ぼす人体への影響を将来的に区は責任を持てるのでしようか?

国が定めている基準値以下だからというのは安易な考えだと思います。

それぞれのケースはありますが、区は今以上に慎重に放射性物質や放射線と向き合わなければならないと考えています。

子どもを心配している親がたくさんいるのですから。

最後までお読みいただきありがとうございました。