県内ニュース軽快な囃子に合わせ威勢良く舞う 山形で阿波おどり
2011年09月03日 22:26
16団体が活気あふれる阿波おどりを披露し、熱気に包まれたすずらん通り=山形市
本県と福島、宮城、東京の16団体の踊り手約400人が、かねや太鼓が刻む2拍子に合わせて威勢良く舞った。中には東日本大震災で被災した福島県南相馬市の団体も。法被を着た男女は大きな振りの男踊りを、笠をかぶった女性は手先をしなやかに動かし、「ヤットサー、ヤット、ヤット」とにぎやかな掛け声とともに通りを練り歩いた。学生委員長の山形大2年の佐藤芙美さん(19)は「元気に踊り、東北全体を盛り上げたい」と話した。 大学生や商店街による実行委員会(鈴木雅光委員長)が主催し、7回目。べにばな国体(1992年)の閉会式で次回開催地の徳島にちなんで阿波おどりを披露したのをきっかけに、発展。地域のにぎわいづくりと各団体の交流の場として開いている。17日には福島県郡山市で開催する。
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