「ヘキサゴンII」　藤本ら緊張収録

　芸能界を引退した島田紳助さん（５５）が司会を務めていたフジテレビ系「クイズ！ヘキサゴンII」（水曜午後７時）の７日と１４日分の収録が３日、東京・台場の同局で行われた。７日分は、お笑い芸人の藤本敏史（４０）と俳優つるの剛士（３６）、１４日分はお笑い芸人の品川祐（３９）、歌手の上地雄輔（３２）が担当。収録には４人を含む計２３人が参加した。

　冒頭、藤本が「ゴールデンの司会はしんどい」「荷が重い」とこぼすと、つるのは「進行は僕がやるから。とにかく楽しくやりましょう」。会場からは「（明石家）さんまさんが良かった」などと冗談交じりのブーイングも上がったが、収録は和気あいあいと進行した。

　５日前に司会の打診があり、腹痛に見舞われたという藤本は収録後、「何とか乗り切れた。気心の知れたメンバーが助けてくれたので、思ったより楽だった」。ところが、報道陣から「引退後の紳助さんと連絡を取ったか」と質問が飛ぶと、４人の顔色が一斉に変わり、制作担当者が収録と関係がないとしてあわてて制止。ピリピリムードをうかがわせた。