経済・IT五輪へ期待“なでしこ特需” スポンサー売り上げ急上昇+(1/2ページ)(2011.9.3 22:12

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五輪へ期待“なでしこ特需” スポンサー売り上げ急上昇

2011.9.3 22:12 (1/2ページ)
なでしこジャパンの活躍で売れ行き好調なフジバンビの「黒糖ドーナツ棒」=2日午後、神戸市中央区のそごう神戸店(甘利慈撮影)

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なでしこジャパンの活躍で売れ行き好調なフジバンビの「黒糖ドーナツ棒」=2日午後、神戸市中央区のそごう神戸店(甘利慈撮影)

 女子サッカーのロンドン五輪出場へ向け、熱戦を繰り広げている日本代表「なでしこジャパン」への期待が高まる中、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会のユニホームや公式スーツが飛ぶように売れるなど、関連ビジネスにも期待が高まっている。

 「まったく予想していなかったので、びっくり」

 女子日本代表メンバーのうち7人が所属する「INAC神戸レオネッサ」のユニホームの胸に書かれた「黒糖ドーナツ棒」の売り上げが急上昇。製造元であるフジバンビ(熊本市)の吉田高成社長は、驚きを隠せない。

 W杯優勝後、なでしこリーグが再開した7月下旬。INACの本拠地ホームズスタジアム神戸(神戸市)に集まった約1万7800人を前に、川澄奈穂美選手が試合後に「おいしいから食べて」とPRした。

 それまで1日あたり数百件だったインターネットでの注文が、とたんに数千件に跳ね上がった。7月末に同商品の販売を始めた百貨店のそごう神戸店(神戸市中央区)では301円(5本入り)~701円(20本入り)の商品が、1日に7万~8万円分も売れる人気商品となり、リピーターも増えているという。

 吉田社長は「兵庫県姫路市発祥の当社ですが、関西での知名度は低かった。恩返しのつもりでINACを支援してきたが、うれしい限り」と頬を緩める。

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なでしこジャパンの活躍で売れ行き好調なフジバンビの「黒糖ドーナツ棒」=2日午後、神戸市中央区のそごう神戸店(甘利慈撮影)
日本-韓国 前半、勝ち越しゴールを決め川澄(左)らに祝福される大野(中央)=済南オリンピックスポーツセンター(共同)
日本-韓国 前半、先制のヘディングシュートを決める阪口(上)=済南オリンピックスポーツセンター(共同)

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