任期満了に伴う大阪府枚方市の市長選挙がおこなわれ、現職の竹内脩さん（６２）が再選を果たしました。

５人が争う乱戦となった枚方市長選挙は、現職の竹内さんが二期目の当選を果たしました。

今回の市長選挙は、談合事件をめぐって２００７年に市長を辞職し、控訴審で有罪判決を受けた中司宏さん（５５）が、今も上告中の刑事被告人のまま立候補して注目されました。中司さんは自民党や大阪維新の会の議員らの支援を受けましたが、「過去の市政との決別」を訴えた竹内さんに１万票以上差をつけられました。

再選された竹内さんは「何とか枚方の名誉を守りぬけたと思っています」と話しました。今回の投票率は４年前の市長選を２．９７ポイント上回る３６．１３パーセントでした。

２８日昼前、京都市山科区の一部で停電があり、地下鉄の駅のエレベーターに一時６人が閉じ込められました。

午前１１時５６分頃、京都市山科区の一部で停電があり、京都市営地下鉄東野駅の地上とコンコースを結ぶエレベーター４基が停止しました。このうち２基に乗っていた６人が閉じ込められ、およそ１時間後には全員が救助されましたが、２人が「気分が悪い」と訴え、病院に運ばれました。地下鉄の運行に支障はありませんでした。
また、近くの信号機も２箇所で停電し、警察官が交通整理にあたりました。
関西電力によりますと、停電した範囲は山科区の一部地域、およそ２００世帯で午後１時前には復旧したということですが、詳しい原因は調査中だということです。

28日午前、京都市左京区で無人のバスがガードレールに衝突しました。運転手がトイレに行っている間に事故が起きたいうことです。

午前11時15分頃、左京区北白川仕伏町の府道に停車していた無人の京都市バスが突然動きだし、ガードレールに衝突しました。バスは既に乗客を降ろしていてケガ人はいませんでした。警察によりますと当時、バスを運転していた40歳代の男性はトイレに行こうとバスから離れていたということです。

【付近の住民】
「すごい音がした。ドカーンと。（事故後、運転手は）慌てていて、車中で電話していた」

男性は「サイドブレーキをかけたか覚えていない」と話していて、警察が事故の原因を調べています。

大阪市西淀川区で小学２年の長男を虐待し死亡させたとして逮捕された母親が、周囲に対し「子どもは持病で搬送された」と説明していたことが分かりました。

逮捕された母親の森田良子容疑者（29）と義理の父の勝智容疑者（44）は自宅で小学２年の藤永翼君（７）を投げ飛ばすなどの虐待を加え死亡させた疑いが持たれています。
勝智容疑者は容疑を認めていますが、良子容疑者は否認しています。
翼くんは暴行を受けた夜病院に搬送されましたが、その際良子容疑者は近所の人に「持病のため」と話していました。

【近所の人】
「『どないしたん？』って聞いたら、（良子容疑者は）『持病が起きて、痙攣起こしたから救急車に搬送してもらったと。（良子容疑者は）顔色が無かった。うろたえておどおどいていた」

調べによりますと翼君の死因は頭を強く打ったことによる脳内出血ですが、身体にはタバコの火を押し付けられたような痕もあるということです。
警察は虐待が日常的に行われていたとみて調べています。

大阪名物「串かつ」を世界に広めようと、長さ３メートルの串かつを揚げてギネスに挑戦するイベントが開かれました。

串かつ発祥の地、大阪・新世界の人たちが開いたこのイベント。特大の串かつで、世界記録に挑戦します。長さ３メートルの串に、２０キロ、およそ１５００人分の牛肉を刺し、衣をダイナミックにつけて揚げていきます。待つこと１０分、見事、黄金色になりました。ソースはもちろん、２度づけ禁止です。作業開始から２時間半、長さ３メートルの串かつが完成しました。「私もいただいてみます。非常に肉厚で、中まで火が通ってて、非常にジューシーです」（記者リポート）。「じゅわじゅわっと、カリッとしているところがおいしかった」「おいしかったです、衣しか食べれなかったけど」（串かつを試食した人）。「やることはやりきったので、あとは（ギネスの審査を）待つだけです。これは世界一の串かつだと思います」（新世界串かつ振興会・戒田竜治さん）。ギネス申請の結果は、２、３ヵ月後に判明するということです。

京都府宮津市ではあるものを使って作られたユニークな船のレースが行われました。

「紅の豚」「宇宙戦艦ヤマト」等をイメージして作られた船。全て段ボールで精巧に作られた船が並びました。
京都府宮津市の大手川では、６１隻の段ボール船がおよそ１００メートル下流のゴールを目指しました。
船は段ボールと接着剤やガムテープだけで作られているため、参加者は大苦戦。ゴールを目指すどころか船をスタートさせるだけでも大変な様子です。
「紅の豚」をイメージして作った船で参加した人は「紅の豚にはなれません。ただの豚です。」と話していました。
また、参加者たちの懸命な姿に観客からは、温かい笑い声と声援が送られていました。

関西空港では、竜をあしらったボートでタイムを競うドラゴンボート大会が行われました。関西空港の一期島と二期島の間にある水路に設けられた長さ２５０メートルの特設コースを舞台に一艘２０人が力を合わせ、速さを競います。８回目となる今年は４６チームおよそ１１５０人が参加し、厳しい日差しの中、熱戦を繰り広げていました。

京都市の病院の看護助手の女が患者の爪をはがしたとして逮捕された事件で、警察は２８日、病院を家宅捜索しました。

傷害の疑いで家宅捜索を受けたのは京都市中京区の毛利病院で、午前１０時、捜査員が地下の更衣室に入りました。この病院に勤務する看護助手・佐藤あけみ容疑者（３７）は今月２４日、入院中の女性患者（８０）の足の爪をはがしたとして、逮捕されました。その後の調べで、女性患者の家族らが警察に対し、女性患者が認知症を患っていると話していることがわかりました。女性患者は被害を訴えておらず警察は佐藤容疑者が意思表示ができない患者を狙ったとみて、調べをすすめています。

２８日未明、和歌山県白浜町で道路を横断していた男性が車にはねられ死亡しました。車はそのまま逃げています。

２８日午前０時すぎ、和歌山県白浜町の県道の橋の上で、白浜町の無職・津越秀雄さん（６０）が車にはねられました。
津越さんは頭などを強く打っていて、およそ１時間後に搬送先の病院で亡くなりました。
調べによりますと、津越さんは知人と食事をした後、橋の上を１人で歩いていて道路を横断中にはねられたとみられ、車は東から西へ走り去ったということです。
目撃者は「セダンタイプの車がはねたと思う」と話しているということで、警察はひき逃げ事件として捜査しています。

徳島市の公園では、地場産業のＬＥＤ２万個を水中に沈めた光のアートで「お月見」を演出するイベントが行われました。

地場産業のＬＥＤと芸術を融合させた町おこしイベント「もうひとつのお月見会」。
「満点の星空に浮かぶ月を水中に沈めてみたら」と思いついた地元の若手アーティストが制作したもので、２万個のＬＥＤを使って、公園の池の中に直径１０メートルの月を表現しました。

【訪れた女性】
「すごくきれいなんで、感動しました。初めて見たんですけど、これからずっと続けていってほしいと思います」

【製作者・小松宏誠さん】
「光を水中に入れたら、いつも見慣れた風景も変わってくるんじゃないかなと思ってチャレンジしたんです」

一夜限りのお月見には大勢の人が訪れ、ちょっぴり涼しい夜風に秋の気配を感じながら、光の芸術を楽しんでいました。