ことし６月、奈良県生駒市で元交際相手の母親を強盗目的で殺害したなどとして、３４歳の無職の男が起訴されました。

強盗殺人などの罪で起訴されたのは、住居不定・無職の永井真太郎被告（３４）です。起訴状によりますと、永井被告はことし６月、元交際相手の母親で生駒市の井口清美さん（当時６０）の自宅に侵入し、井口さんを殺害してクレジットカードなどを奪ったとされます。
永井被告は、井口さんの遺体をばらばらにして生駒山に捨てたとして、すでに死体損壊と死体遺棄の罪で起訴されています。警察の調べに対して永井被告は遺体を捨てたことについて容疑を認めていますが、強盗殺人の容疑については「家に行ったらすでに死んでいた」と否認を続けています。奈良地検は金目当ての犯行とみています。

京都府北部の病院では夜間に救急患者を消防ヘリコプターで搬送する訓練が行われました。

京都府与謝野町の与謝の海病院のヘリポートでは、夜間にヘリコプターが離発着する訓練が行われました。
この訓練は、来月から京都市が西日本で初めて消防ヘリコプターの２４時間運航を始めることを受けて実施されたものです。
当面は京都市内での運航ですが、今後、京都府北部や中部の病院から、夜間に救急患者を搬送することも検討されています。
京都府内の病院では、離着陸のための照明を配備するとともに訓練を行って、夜間のヘリコプター搬送の準備を進めていくということです。

３０日、およそ１年ぶりに公開の場で討論をおこなった大阪府の橋下知事と大阪市の平松市長。
しかし二人の間の溝はあまりに深かったようです。

大阪市内で開かれたあるフォーラム。
去年９月以来およそ１年ぶりに、橋下知事と平松市長が公開討論の場で顔を合わせることになりました。
この日のテーマは「文化の力で大阪を明るく元気にしよう」。
しかし、何やらのっけから不穏なムードです。
文化についての議論が薫り高くおこなわれるはずが・・・

「近代美術館作りましょうと言った時に、何も大阪市民だけが負担する必要はない。もう一回役所を作り直して大阪全体でお金を出し合って大阪全体で方針を決めるという制度（＝大阪都構想）を作っていかないといけない」（橋下知事）
「ここは文化を喋る場所。それはキチッと違うところでやります。逃げてもいません」（平松市長）

何かにつけて議論を「大阪都構想」に持ち込んで、平松市長に迫る橋下知事。
度重なる挑発に、普段は冷静な平松市長がついに反転攻勢に出ました。

「本当に言わないといけないのは大阪府を潰すということでしょ？」（平松市長）
「違います、地域や僕らのコミュニティは潰れないんです。平松市長がやっぱり役所に言わされている感がどうしてもあるのは…」（橋下知事）
「これが決めつけです。これが決めつけなんですって。僕ね、正直に言います。橋下知事の口から『独裁』という言葉が出た時に、この人から離れてもいいと思いました」（平松市長）
「水道事業統合も、いいところまで行ったが結局は最後できませんでした。出来ないことを僕はやりたいんです。出来ることはちゃんとやっていきます」（橋下知事）
「異議あり。知事が例に挙げたのは全部知事が逃げている」（平松市長）

顔を赤らめ感情をあらわにする平松市長。
一方でこんな本音も・・・
「弁護士で、これだけ人気者で支持率も高くてあらゆる選挙に勝ち倒して本当にこの人に逆らうのは怖いんです」（平松市長）

結局、文化の話も大阪都構想の話も議論が深まることなく終了した今回のフォーラム。
２人は、近いうちに再び公開討論会をするとしていて、今度こそ、中身のある議論を期待したいものです。

新しい総理大臣が誕生しました。
街の人は、何を期待しているのでしょうか？

【野田新総理のイメージは？】
サラリーマン「野田さんは何をしているかわからない」
若い女性「あまり存じあげないので不安」
大阪城公園のジョギングランナー「野田さんって誰でした？」
・・・と、知名度はいまひとつのようですが、新しいリーダーに街の人は何を期待するのでしょうか？
「被災された方が、安心できる社会を作ってもらえるように。」
「東北の復興と経済的な安定ですね。放射線なんか心配。食料品とかみんな心配だと思うので安全性がはっきりすればいい。」
「経済の方はプロみたいだから、建て直しやってもらわないと。円高の問題とかすごい大変だから。頑張って欲しい。」
【中小企業が集まる東大阪市では？】
「景気の底上げかなぁ。でないと死んでしまうと思うし、実際バタバタ潰れているし。毎日どこかがつぶれて更地になっている状態。その辺り何とかして欲しい。」
【増税については？】
サラリーマン「増税は反対だけど、東日本のことを考えると、ある程度はやむを得ない。」
男性「どうせねぇ、消費税上げるんでしょ？食料品だけはそのままにしてほしい。それだけ！」

ジョギングランナー「総理大臣が変わって日本が変わるんですかね？」
男性「変わってくれると思いますよ。変わってくれんと困る！」

去年９月、大分県別府市の雑木林で、神戸市の女性看護師が殺害されているのが見つかった事件で、警察は別の傷害事件で逮捕・起訴された男について、死体遺棄の疑いで逮捕状を取りました。

死体遺棄の疑いで逮捕状が出たのは、神奈川県川崎市の元とび職・安藤健治容疑者（３３）です。
この事件は、去年９月、大分県別府市の無人の温泉に続く山道脇の雑木林で、神戸市垂水区の看護師横手宏美さん（当時２８）が首を絞められて殺害されているのが見つかったものです。
大分県警などによりますと、別の傷害事件で逮捕・起訴された安藤容疑者が、横手さんの携帯電話を持っていたほか、遺体に残されたＤＮＡの型とも一致したため、安藤容疑者の逮捕状を取ったということです。
大分県警は、明日、安藤容疑者の身柄を大分に移した後、逮捕する方針です。

大阪市の海遊館では、先週生まれたばかりのカリフォルニアアシカの赤ちゃんが一般公開され、愛らしい姿を見せています。

お母さんに寄り添って、おっぱいを飲んだり甘えたりしているアシカの赤ちゃん。
今月２４日に生まれました。
海遊館では、８頭のカリフォルニアアシカを飼育していて、赤ちゃん誕生は、今年に入って２頭目です。
カリフォルニアアシカは北アメリカ大陸の西海岸に生息していて、日本では、ショーなどで活躍するおなじみのアシカです。
【女の子】「かわいかったです」
赤ちゃんは生後およそ１年間は、母乳で成長するということです。
親子の微笑ましい姿が見る人を楽しませてくれそうです。

夏休みもあと１日となった３０日、大阪市では、市バスの裏側を探検するツアーが行われました。
さて、子どもたちは何を発見したのでしょうか。

「発車します。ご注意ください」
バスを操作しているのはなんと小学生。
彼らは、大阪市交通局が仕事の裏側を知ることで、バスや地下鉄に親しんでもらおうと結成した「ＯＳＡＫＡはっけん隊」の隊員です。
３０日は、大阪市此花区にある市バスの整備工場を探検します。
およそ１２ｔのバスが持ち上げられると、そこには見たことのない世界が広がっていました。
右へ左へ、タイヤの動かし方に子どもたちは興味津々。
【参加した小学生】「燃料の奥の方にある紐がいっぱいある所はなんなんですか」
【大阪市交通局の担当者】「運転席から色々な信号を伝える電気の線です」
探検のクライマックスはバスの洗車です。
およそ３．５メートルの大きな円柱のブラシが回転して車体を洗浄していきます。
【参加した小学生たちは】「バスが洗車されてて、すごいなーと思ったら自分も気持ちよくなっちゃった」「一週間の思い出を５・７・５で書く宿題があるからそれに（きょうのことを）書く」
夏休みも残すところあと一日。
子どもたちにとっては、忘れられない夏の思い出になりました。

「鳥取県産二十世紀梨」の初せりが大阪で行われました。
試食会には地元の保育園児たちも招待され、秋の味覚を楽しみました。

【園児の歌】「なしなしなし、なしー！二十世紀梨ー」こどもたちが元気いっぱい歌うのは二十世紀梨の歌。
大阪市中央卸売市場では、３０日朝、福島区内の保育園児たちも招待されて「鳥取県産二十世紀梨」の初せりと試食会が行われました。
ことしの「二十世紀梨」は、梅雨明けが早かったため、日光をたっぷり浴びて糖度が高いということです。
試食会では、市場の人たちがことしの出来を確かめました。
【市場の人】「シャリシャリッとして水分が多いから他の梨と違いますね」【ＪＡ全農とっとり・安陪和美部長】「みずみずしさと甘さ、秋にふさわしい大玉の梨が出来ましたので是非一度ご賞味頂きたいと思います」招待された園児たちも秋の味覚に丸ごとかじりつきました。
【園児】「めっちゃおいしい。硬いけど。」「めっちゃおいしい」「（Ｑどんな味？）ただの梨の味」
せり落とされた梨は、京阪神の百貨店やスーパなどへ出荷され、一般的なサイズで１個２００円ほどで販売されるということです。

３０日午後、神戸空港に着陸した小型機のタイヤがパンクし、一時、滑走路が閉鎖されました。ケガ人はありませんでした。

午後０時１０分頃、神戸空港に着陸した本田航空所有のビーチ５８型機のタイヤ２本がパンクしました。小型機には教官１人と法政大学のパイロット養成コースの学生２人が乗っていましたがケガはありませんでした。小型機が滑走路上で立ち往生したため、午後０時１５分から滑走路は閉鎖され、到着便が目的地変更や遅延となっているほか、出発便にも影響が出ています。

【乗客】
「これから旅行に行く予定できた。パンクですか。しゃあないと言えばしゃあないですね」

滑走路では、現在もクレーンを使って訓練機の撤去作業が行われていて、間もなく、復旧する見込みだというこです。
※午後３時過ぎに滑走路は復旧

琵琶湖のアユの漁獲量を確保するため、滋賀県の人工河川では、産卵期を迎えた養殖アユの放流が３０日から始まりました。

養殖アユの放流が始まったのは、滋賀県高島市の安曇川人工河川です。体長およそ１５センチの産卵期のアユが、次々と放流されていきます。
この人工河川は、渇水などの影響で漁獲量の低下を防ぐため、県が１９８１年に造成したもので、ポンプでくみ上げた安曇川の水を水路に流し、産卵場所を確保します。
放流されたアユは、数日で産卵し、その後、２週間程でふ化した稚鮎が流れに沿って琵琶湖へ旅立ちます。
アユの放流は、来月上旬頃まで行われ、数十万匹が放流される予定です。

２９日夜、兵庫県宍粟市のガソリンスタンドで、２人組の男が鉄パイプのようなもので経営者を脅し、車に置いてあった現金およそ１００万円などの入った金庫を奪いました。

午後１０時過ぎ、宍粟市山崎町のガソリンスタンドに男２人が軽トラックで乗り付け、１人の男が鉄パイプのようなものを振り回しました。店にいた経営者（３９）らが逃げると、男は、経営者の車から店の売り上げおよそ１００万円などが入った手さげ金庫を奪って逃げました。
経営者は「鉄パイプは１ｍくらいの長さで、男は『近づくな』などと言っていた」と当時のようすを話しました。鉄パイプの男は２０歳代とみられ、身長１７５センチぐらい、黒っぽいつなぎ姿で、二人ともヘルメットをかぶっていたということです。警察では店の事情を知る者の計画的な犯行とみて捜査しています。

大阪市平野区の新聞販売店で、死亡して見つかった男性従業員の死因が頭を強く打ったことによる「急性硬膜外血腫」であることが分かりました。

２８日午後６時ごろ、平野区加美正覚寺１丁目の読売新聞の販売店で、住み込みで働いている浦功彦さん（３５）が倒れているのがみつかり、駆け付けた消防によって死亡が確認されました。警察では事件と事故の両面で捜査をしていて、司法解剖の結果、浦さんの死因が、頭を強く打ったことによる「急性硬膜外血腫」であることが分かりました。これまでの警察の調べで浦さんからはお酒のにおいがして身体にはあばら骨のあたりや右の尻にアザがあることがわかっています。警察は、負傷した箇所から浦さんが誤って転倒し、頭を打った可能性が高いとみて捜査しています。

秋の味覚「鳥取県産二十世紀梨」の初セリが大阪で行われ、地元の保育園児たちも試食会に招待されました。

【園児の歌】「なしなしなし、なしー！二十世紀なしー」
大阪市中央卸売市場では３０日朝、地元の保育園児たちも招待されて「鳥取県産二十世紀梨」の初セリと試食会が行われました。ことしの「二十世紀梨」は、梅雨明けが早かったため日光を十分に浴びて糖度が高いということです。試食会では、招待された園児たちも市場の人たちと一緒にみずみずしい梨にかじりつきました。
【園児】「めっちゃおいしい！」
【市場の人】「シャリシャリッとして水分が多いから他の梨と違いますね」
セリ落とされた梨は京阪神の百貨店やスーパなどへ出荷され、一般的なサイズで１個２００円ほどで販売されるということです。

大阪市の海遊館では、生まれたばかりのカリフォルニアアシカの赤ちゃんが一般公開されています。

お母さんに寄り添っておっぱいを飲んだり甘えたりしているカリフォルニアアシカの赤ちゃん。この赤ちゃんは８月２４日に生まれました。
海遊館では８頭のカリフォルニアアシカを飼育していて、今年に入って２頭目の赤ちゃん誕生です。
カリフォルニアアシカは北アメリカ大陸の西海岸に生息していてショーなどでも活躍する日本ではポピュラーなアシカです。
アシカを見た女の子は「かわいかったです」と話していました。
カリフォルニアアシカの赤ちゃんは生後およそ１年間は母親の母乳で成長するということで、親子の微笑ましい姿が見る人を楽しませてくれそうです。