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‘高麗大の長い沈黙’セクハラ被害者 2度泣かせる

原文入力:2011/09/02 22:07(1576字)
ユ・ソニ記者


3ケ月を過ぎても引き延ばしている医大生懲戒
強度決めても公開せず
‘私生活紊乱’悪いうわさ広め
教授までが加害者の味方 疑惑
不安・うつ病 治療 被害学生
"学校を辞めなければならないのか" 憂い


同期の女子学生に集団で性醜行を行った容疑で拘束起訴された高麗大医大生3人に対する学校側の懲戒手続きが遅々として進まない中で、被害学生が初めて言論インタビューを通じて‘2次被害’の苦痛を訴えた。

被害学生O氏は2日<文化放送>ラジオ‘ソン・ソクヒの視線集中’と行ったインタビューで「じっとしていても真実は明らかになるだろうと信じていたが、インターネットと学校・病院などに事実と異なる悪意的噂が広がっていて、黙っていてはいけないと決心した」と話した。O氏は事件が知らされた後‘被害者が加害者らと交際関係にあり、一緒に寝た’などの噂が広がり、加害者中の1人は拘束される前に医大生60人余りに‘被害者の私生活がみだれていたか’、‘人格障害があるか’等を問う質問用紙を回したと理解していると明らかにした。彼女は「アンケート調査が6月中旬に進行されたが誰も知らせてくれず私は2ヶ月後に知った」として「学校に行った時、挨拶しても学生たちが目も合わせずいじめにあっている感じがして‘私は被害者なのに私になぜそうするのだろうか’と言いたかったがアンケート用紙が原因だったと気がついた」と話した。


またO氏は「(懲戒手続きと関連して)何度も教授に尋ねたが返事がなく、よく分からないが、8月19日に教授が講義室で‘加害学生たちはまた戻る友人なのでよくしてくれ’という話をしたと聞いた」と主張した。


‘加害学生が教籍剥奪より軽い処分を受けて学校に再び戻ることになれば、どうするか’という質問には「学校に通う自信がない」として「(学校を)辞めるつもりもしている」と話した。O氏は現在、うつ病と外傷性ストレス障害診断を受け病院で治療を受けている。


状況がこうであるにも関わらず高麗大は事件発生(5月21日)以後3ヶ月が過ぎても加害学生らに対する懲戒を確定していない。先月16日に開かれた医大学生賞罰委員会で懲戒強度が決定されたと知らされたが、学校側は具体的な内容を外部に公開しなかった。高麗大関係者は「加害者側の最後の疎明を聞かなければならず総長の承認も必要な事案だとし、現時点では何も話せない」と明らかにした。しかし加害学生はすでに先月29日、弁護士を通じて賞罰委に最終釈明書を提出したことが明らかになった。加害学生の中の1人の両親は「子供たちが拘束された状態であり出席できないというと賞罰委側から弁護士や家族が書面ででも代わりに提出するように言い、すでに出した状態」と明らかにした。性醜行事件に対する懲戒手続きが全て終えられたにも関わらず学校側が結果発表を先送りしたまま時間を長引かせているということだ。


高麗大卒業生のキム・ヒョンイク松坡市民連帯事務局長は「高麗大学生賞罰細部規則には‘懲戒は非公開とすることを原則とする’という規定はあるが、審議結果を外部に公開しないという規定はない」として「これは2006年の教籍剥奪事態と比べても公平性に外れる処置」と批判した。高麗大は2006年, 本館占拠デモを行った大学生たちの内 7人に事件発生14日後に教籍剥奪を決め、直ちに総長と教務委員の名前で談話文を出し懲戒結果と背景を公開した経緯がある。


ユ・ソンヒ記者 duck@hani.co.kr


原文: http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/494692.html 訳J.S



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