国際オバマ大統領、普天間解決迫る 野田首相との電話協議で異例の要請 +(1/2ページ)(2011.9.4 01:37

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オバマ大統領、普天間解決迫る 野田首相との電話協議で異例の要請 

2011.9.4 01:37 (1/2ページ)

 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領が1日の野田佳彦首相との電話協議で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題を最優先に解決するよう求めていたことが明らかになった。就任直後の電話協議で具体的に懸案解決を要請してくるのは異例。

 またバイデン米副大統領が8月下旬の菅直人前首相との会談で、次期政権への引き継ぎを前提に、米国産牛肉の輸入規制緩和や、国際結婚での親権問題に関するハーグ条約への積極的対応を強く求めていたことも分かった。

 オバマ氏と野田氏の会談について、日米両政府は「日米同盟が不朽のもので、アジア太平洋地域の平和と安定にとって死活的に重要であることを確認した」などと発表。今月下旬にニューヨークで開かれる国連総会を利用して両首脳が会談することで一致した。

 しかし複数の日米関係筋によると、オバマ大統領は15分間の電話協議で、野田首相に祝意を伝えるだけでなく、世界経済の安定に関し緊密な連携を求めると同時に、最優先課題として「普天間飛行場の移設を完遂してほしい」と述べた。

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