三重県紀宝町に流れる熊野川の支流の相野谷川へ、有路下地域の方々とともに、水防災対策事業の視察に行ってきました。
相野谷川はその源を紀宝町子ノ泊山(ねのとまりざん)付近に発し、山間の渓流を流下し、紀宝町大里付近からは平地流となって、鮒田水門を経て熊野川に合流する流域面積46.6k㎡、幹線流路延長17.4kmの河川です。平成13年から、平成9年の浸水被害(台風9号)を契機として水防災対策特定河川事業(土地利用一体型水防災事業)を実施し、平成20年度に完成したものです。
今回、宅地が密集する、鮒田、高岡、大里地区の輪中堤の整備や、宅地嵩上げの現場、排水ポンプ場を視察しました。
西田紀宝町長の挨拶の後、詳細説明を受けました
鮒田樋門
宅地嵩上げの現場 (70cmの嵩上げです)
輪中堤(特殊堤)窓の透明部分にポリカーネードが使用されています
大江町を朝6時に出発し、6時間をかけて紀宝町に到着しました。紀宝町役場で説明を受けた後、現場視察し、帰路につきました。大江町に帰り着いたのが夜の12時という、大変ハードな行程でした。宅地嵩上げの現場では、住んでいる方の意見も聞くことが出来、特殊堤の施工現場も見ることが出来、価値有る視察となりました。
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