＜芸能ニュースランキング＞1位は島田紳助引退　2位は竹脇無我さん死去　3位はAKB48

　22〜27日に放送された朝のワイドショーで最も長時間取り上げられた芸能の話題は、島田紳助さんの芸能界引退のニュースだったことが、テレビ番組のリサーチやマーケティングの調査会社「エム・データ」の調べで明らかになった。2位は、俳優の竹脇無我さん死去のニュース、3位はアイドルグループ「AKB48」のオリコンランキングについての話題だった。

【写真特集】島田紳助引退会見の模様

　調査は、期間中にNHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日で放送された午前10時半までのワイドショーとニュース番組で、芸能に関連する話題の放送時間を合計した。

　1位の「島田さん引退」のニュースは、暴力団関係者との交際発覚により島田さん本人が芸能界引退を表明したもので、23日夜、島田さんは吉本興業東京本部（東京都新宿区）で水谷暢宏（のぶひろ）社長、原田裕弁護士とともに会見に出席。05年6月〜07年6月に暴力団関係者との一定の親密さをうかがわせる携帯メールのやり取りがあったことを明らかにした。放送時間は14時間46分46秒だった。

　2位は竹脇さんが小脳出血のため死去したニュース。竹脇さんは60年、映画「しかも彼等（かれら）は行く」でデビュー。映画「アンコ椿は恋の花」（65年）で初主演。40代半ばを過ぎた時にうつ病が発覚したが、約8年間の闘病生活を経て克服。12年1月には舞台「女たちの忠臣蔵」に出演予定だった。享年67。葬儀は密葬で行い、竹脇さんと親交のあった関口宏さん、長山藍子さんらが参列した。放送時間は1時間44分56秒。

　3位はAKB48の「ヘビーローテーション」がオリコンカラオケランキングで43週連続1位を記録し、オレンジレンジの「花」を上回り歴代最長を記録したニュース。また、22枚目のシングル「フライングゲット」が発売初週で約135万4000枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキングで初登場首位を記録している。放送時間は23分3秒だった。

　エム・データは、東京、名古屋、大阪地区のテレビ局で放送された番組やCMを、専門スタッフが実際に見て、テレビ番組やCMをテキスト化、データベース化して「TVメタデータ」を構築している。（毎日新聞デジタル）


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