【NQNニューヨーク=古江敦子】2日のニューヨーク金先物相場は大幅に反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比47.8ドル高の1トロイオンス1876.9ドルで終えた。通常取引終了後の時間外取引では一時1887.4ドルと、中心限月としての最高値をつけた8月23日以来の水準まで上昇した。米雇用の先行き不透明感が強まる中、運用リスクを回避する目的で実物資産の裏付けのある金先物に買いが入った。
朝方発表の8月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比で横ばいだった。失業率も前月と同じ9.1%と、高水準を維持。雇用・景気浮揚策として米当局が追加緩和に踏み切るとの見方からドルの先安観が強まり、ドルの代替資産とされる金に買いが入った面もあった。
銀、プラチナも反発した。
COMEX、ニューヨーク
日経平均(円) | 8,950.74 | -110.06 | 2日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 11,240.26 | -253.31 | 2日 16:30 |
英FTSE100 | 5,292.03 | -126.62 | 2日 16:35 |
ドル/円 | 76.79 - .84 | -0.02円高 | 3日 5:48 |
ユーロ/円 | 108.74 - .12 | -0.58円高 | 3日 5:45 |
長期金利(%) | 1.055 | -0.025 | 2日 16:43 |
NY原油(ドル) | 86.45 | -2.48 | 2日 終値 |
経済や企業の最新ニュースのほか、大リーグやサッカーなどのスポーツニュースも満載 詳細ページへ
日経ニュースメール(無料)など、電子版ではさまざまなメールサービスを用意しています。
(詳細はこちら)