うさぎドロップ・第9話
いや、その台風の動きはおかしくないか?
等圧線の円の中心から真横に「台」の字が矢印の方向を無視して動いてる。
東海地方に上陸するかもしれないと言う予報で、ひょっとしてこの台風で庭に植えたキンモクセイとかが危機になる話なのかなと思ったら、事態は違う方向に進んだ。まあそれはそれとして、新幹線の運行をうんこにしてしまうコウキ、ちょっと男子ー!朝からやめてよねー!
そのちょっと男子の典型のコウキ、学校でもどちらかと言うと悪ガキだった。自分が育てた朝顔の絵をスケッチしましょうと言われても強い風に飛ばされる帽子で遊ぶコウキとその仲間。ひらがなの書き取りをしていた時の若い男の先生と違ってこの時間にいる女のベテランぽい先生は厳しい口調でコウキを叱る。
でも、最近の小学校って「××さん」って呼ぶの?
先生の権威が感じられない・・・
男の先生もちょっと押しが弱い気がするが女の先生はこれはこれでどうなのだろう。強圧過ぎて今後コウキが何かしでかすんじゃなかろうか。
台風が近づいて荷物を運ぶ輸送トラックの到着も遅れ気味でそれを待つ大吉の会社の面々。いやあみんな若いのに家庭を持って大変だねえ。そんな事を口走っても携帯に家族の写真を入れてたりするのを知っている大吉は二人にしっかりとした家族の絆を感じるのだった。
ちょっと遅くなったが風雨をついて保育園に到着した大吉。
この二人を見た瞬間に中の人を想像しちゃったよ。
喋り出したらやっぱりそんな雰囲気で、EDのキャストを見たらそうだった。でもこの手の配役にしてはうまい方じゃなかろうか。夏目友人帳参の第8話で登場した陶芸家の安井さんは台詞が多かったせいか素人っぽさが随分出ていた。
コウキの方はコウキママがなかなか来なさそうで、このまま最後においてきぼりにするのを心配したりんと大吉が同時に家に来ないかと。保育園側にしてみれば保護者本人でない人に引き渡せない立場ではあるものの、コウキママに電話して本人から確認を取る事で納得して貰う。
台風が来てるので早く帰れるのも嬉しいし
「ま、冗談ですけどね」
いや、冗談じゃないだろw
びしょ濡れになって家に到着して、風呂に入れる。コウキを入れて拭いてやってる所でコウキママ到着。
ところで未だ小学一年生なんで、りんとコウキは一緒にお風呂に入ったと思っていいの?w
夕食の準備はコウキママとりんで。しかしそう言うのを見ていると一緒にやりたくなるコウキはタマネギ切りに挑戦してみたが、すぐに目をやられる。でもコウキママはコウキがそんな事までしたがるのに驚いた様だ。結局ハンバーグを作ったみたいだが、コウキのボール状のでかいのはそれじゃ火がとおらんだろう。中が焼けないぞ。
すっかりはしゃいで眠くなった所でコウキママはおじゃまする事にするが、ここでりんが「泊まっていけば?」「だって麗奈ちゃんは泊まっていったよ」って、ああまあ、そうだよね、子供からみたら同じだよね。しかし流石に大吉もコウキママも今の時点ではそりゃちょっとねえw
で、結局タクシーで帰るのだが(流石にこの手の話だと「タクシーも来られなくて泊まりました」なんて事にはならんか)、大吉は確実にフラグを立てた模様。
ちょっとフラグって表現は違うかもしれない。コウキママは母子で一生懸命生活しているけどやっぱり頼れる人がと思ったのかもしれない。男だろうが女だろうが親子二人だけで生きていくのは大変だろう、普通の職業じゃ。