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【芸能・社会】小百合先生 20年ぶりサスペンス映画主演!!2011年9月2日 紙面から
東映は1日、女優吉永小百合(66)が、北海道北部の利尻島と礼文島を舞台にした映画「北のカナリアたち」(来年秋以降に公開予定)で主演すると発表した。島で起きた少女の転落死をめぐる謎に、教師だった吉永がいやおうなく巻き込まれていくサスペンス。この夏、両島を訪れた吉永は「雄大な風景の中で映画づくりに参加でき、胸がときめいています」と意欲を見せている。クランクインは11月下旬。 「手塚治虫のブッダ−赤い砂漠よ!美しく−」「はやぶさ 遥(はる)かなる帰還」に続き、東映60周年記念の掉尾(とうび)を飾る作品。「大鹿村騒動記」などを手がけた阪本順治監督がメガホンを取る。吉永とは初顔合わせ。声優を除き、吉永の映画主演は「おとうと」(2010年)以来。 東映によると、吉永が演じるのは、島の小学校教師を務めていた「川島はる」。教え子6人のうち1人の少女が崖から転落し、少女の後を追うようにはるの夫も死亡する悲劇に見舞われた。それから20年後、教え子の一人が殺人事件の重要参考人として警察に追われていることを知り、かつての教え子たちと出会う中で、転落事故の真相を知ることに−。 吉永がサスペンス映画に挑むのは、「天国の大罪」(1992年)以来、約20年ぶりとなる。 最北の厳しい自然、ともするとすさみがちな人間模様をしっかり描写するため、11月下旬から来年初夏にかけ長期のロケーションを敢行。風雪に耐えながら、吉永と教え子6人が心を通わせていく様子をヒューマンタッチで描く。一般公募される子どもたち6人のカナリアのような美しい歌声も注目を集めそうだ。 吉永は「カナリアたちと教師のサスペンス・ストーリー。観客の皆さまの胸に響く映画になりますよう、全力で取り組みます」としている。 PR情報
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