大衆蹶起の諸条件と大変革への道(6)
「フジテレビ批判は朝鮮人虐殺を思い出す。」中村うさぎ←ブログランキング応援クリックお願いします。
「なぜ韓国推しのフジテレビ叩き?みんな目を覚ませ!」「思い出す、関東大震災後の朝鮮人虐殺。似てる!」…中村うさぎ
「韓流ドラマばかり放送している」「サッカー“韓日戦”と呼んだ」…フジテレビが“韓国びいき”だと批判を浴び、騒ぎになっている。お台場で大規模デモも行われた。 デモ団体は大きく二つに分けられたようだ。ひとつはフジテレビの姿勢に怒り、メディアの公正を求める人々、もうひとつは右翼団体である。
日の丸を振り「韓国人は国に帰れ!」などと叫んでいる右翼の人種差別的発言への批判はネット上でも多く見られた。「彼らと一緒にしてほしくない」という前者(姿勢に抗議する人々)の発言も目にした、いわゆる「ネトウヨ」は別として、大方の人々は、後者を批判する一方で、前者には好意的であるようだ。
だが、あえて問わせていただきたい。メディアの偏向なんて以前から当たり前のようにあったのになぜ、フジテレビだけが批判されるのか?
どうせ批判するのなら、スポンサーの顔色を窺って言論を抑圧するテレビ局全体の批判をしたらどうなのか?福島原発に関しても、東電や政治家にまったく遠慮が働かなかったと言い切れるのか?韓国びいきより、そっちのほうが問題だと思わないのか?
万が一、日本人が全員洗脳されて韓国びいきになったところで、誰かの命にかかわるわけでもなかろう。
だが、原発問題では、われわれの命は確実に危機にさらされる。
もちろん、ネットでは東電批判もばんばん書き込まれてたし、メディアの偏向を叩く論調も多かったし、反原発デモなども行われていた。が、最近のフジテレビ批判の盛り上がりを見ると「これは原発や東電への批判から目をそらすための陰謀ではないか」と勘繰ってしまいたくなるほどだ。
みんな、目を醒ませ!「フジの韓国びいきなんかよりもっと重大なことを思い出せよ!
それにしてもなぜ、今このタイミングで、韓流ブームヘの嫌悪が一気に高まってきたのだろう?
ここで思い出すのは、関東大震災後の「朝鮮人虐殺事件」。震災後の不安が、異分子を排除する方向に向かっているとしたら…。うわ、似てる!何だかヤな感じがするぞ!(抜粋)
※8/31四国新聞より。
私はこの中村うさぎなる人についてはお名前を聞いたことがある程度です。
を見るとなかなか変わった経歴の持ち主のようですが、今回はこの人の考えに対して述べるということではなく、このエントリー「大衆蹶起の諸条件と大変革への道」について理論的な肉付けを試みる事にしたいと思います。
読者におかれましてはこの中村うさぎさんの考えについて大いに論評して下さい。ただ、折角紹介するので、この最後の彼女の文章から述べて行くことに致します。
>それにしてもなぜ、今このタイミングで、韓流ブームヘの嫌悪が一気に高まってきたのだろう?
ここで思い出すのは、関東大震災後の「朝鮮人虐殺事件」。震災後の不安が、異分子を排除する方向に向かっているとしたら…。うわ、似てる!何だかヤな感じがするぞ!
知りたいのなら、是非教えてあげたい。正直言ってそんな気持ちです。おそらく彼女は本当は知っているのでしょうね。しかし、それを口にはしたくない、しかし、その流れを止めたいと思うからこそ、こんな文章を書いているのだと思います。
大衆蹶起の諸条件とは?
それを作り出してくれたのは、紛れもなくフジテレビ局を代表とする第四権力と称される日本の大手マスメディアでありテレビ局です。そのあくなき私利私欲の追求と日本国への破壊工作が頂点に達したからこそ、危機感を抱いた一般大衆が起ち上がったのです。
大変革への道を切り開いたのは、まさにマスメディアの横暴と欺瞞であり、それ故に大衆は蹶起して自らの意思でこの戦いに参加し始めています。今大手マスメディアが始めた一般大衆への攻撃は、大変革を誘発する結果となるので、大いにこれを歓迎する。
さて、今回彼女は注目すべきことを述べていた。
>ひとつはフジテレビの姿勢に怒り、メディアの公正を求める人々、もうひとつは右翼団体である。
これに与することは避けるが重要な視点でもある。私はこのような分け方には同意しない。既に今回の運動の主体を“穏健派”と位置づけて来た。それはこのような論法が出て来ることを予想したが故でもあった。一般大衆と右翼とか右派勢力、つまり「ネトウヨ」勢力の合体などではない。
ここをもう少し詳しく本日は述べて見たいと思います。
私はかつて参院選挙に立候補したときに、自らの戦いを次のように演説で締め括らせて頂きました。
「この戦いは権力を取り戻す戦いなのです。我々は権力者なのです。それを忘れていました。今回の戦いこそはその第一歩です」
この私の訴えに呼応して、私の個人名「せと弘幸」と投票表紙に書いてくれた人が全国に一万四千人以上いました。その人達と共に私はこれまでもネットで戦って来た、いや戦っていると思っています。
この戦いは右派とか右翼とか、ネトウヨとに囲い込まれるモノではありません。私がそのような過去の経歴を持つからと言って、そのように断定的に書く人もいますが、私は決してそうだとは思ったことはありません。
極右評論の時代に何度も書いて来たことがあります。
旧体制への決別と新体制を目指す大変革への道
右翼は右派は戦後60年を越す体制を<戦後体制>と呼び続け、その打倒を叫んできたが、今起ち上がっている一般大衆が、その考えに同意しているとはとても思えない。又戦後体制を倒すその道を維新と称して来たが、果たしてこの運動が維新と呼べるものなのか?
そのように感じて日の丸を掲げている人は極めて少なく、今回のフジテレビ局への抗議行動に参加した人の中では少数派に過ぎないと感じる。つまり、新体制を目指す大変革への道とは、右派や保守派に取っても、残酷な言い方になるが、それをも含めた旧体制への批判的行動であるという位置づけなのではないか?
私はそのように感じて来た、日の丸を掲げるから右翼とか、保守派とか、ネットで集まったからネトウヨなどという決めつけは出来ない。一番近い言葉を探すとすれば一般大衆による民主的な革命を目指す動きとも取れる、しかし、革命という言葉は左翼的匂いがするので、私は敢えてその言葉を切り捨て大変革と名付けた。
維新とも違うと感じています。右翼や保守とは違った新しい勢力の台頭となることだけは間違いありません。その主体はあくまでも一般大衆であり、組織化された既成の集団とは違った社会においては、これまで余り政治的な主張をしてこなかった
サイレント‐マジョリティー【silent majority】
一般的には“穏健派”と見られた人々であると私は感じています。
左翼や右翼は過激派と呼ばれても仕方がないところがありますが、それに対比する勢力と言う意味でも“穏健派”という言葉を使わせて頂いています。では、何故社会的に穏健派と目されてきた人々が、今社会変革の前面へと躍り出す決意を示したのか。
>日の丸を振り「韓国人は国に帰れ!」
このように叫んだのは右翼だけではない。だからこそ、旧体制勢力は大きな衝撃を受けているのです。フジテレビ局への抗議行動を集団的狂気としか映らないとしたら、その目こそ旧体制の腐朽にどっぷり浸かって澱んでしまった目と言わなければならない。
フジテレビ局への抗議行動を見て、それを「朝鮮人虐殺事件」を想起する思考こそ“狂気”である。我々はそのような欺罔に満ちた社会を許さない。それを広げようと画策するマスコミとは断固として戦う。
日本国民は日本民族は、今正気を取り戻す戦いに踏み出した。狂気に満ちた社会があることに憤り、その狂気を生み出すものが、現代社会の矛盾と欺瞞であることを確信したからこそ、それを一掃し新しい社会を目指すために蹶起したのです。
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