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実務経験者枠に殺到 熊本市の職員採用試験 2011年09月02日

 熊本市人事委員会は2日、2011年度市職員採用試験から大幅に拡大した民間企業など実務経験者枠の申し込み状況を明らかにした。申し込み時点の競争倍率は上級職の事務職(30人程度)が42・7倍、土木技術職(15人程度)が13・3倍といずれも高く、激戦となりそうだ。

 同委事務局によると、民間などの経験者採用は大卒程度の上級職で初めて。来年4月予定の政令指定都市移行を見据え、民間企業での多彩な経験や能力、発想を生かした「即戦力」を確保する狙い。

 事務職の応募者は1281人、土木技術職は199人。特に事務職の42・7倍は、公務員志向が強まったバブル崩壊後の1995年度の申し込み倍率46・3倍に次ぐ高水準となった。

 県内民間企業からの転職や、首都圏などからのUターン就職を希望する人が目立つという。同局は「民間などでさまざまな経験を持つ人に受験してもらい即戦力となる多彩な人材を採用したい」と話している。10月に1次試験、来年1月に2次試験を経て決まる。(横山千尋)



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