校長室
はじめに、この度の東日本大震災によってなくなられた方々のご冥福を祈るとともに、被災された多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。
今日本は、3月11日に発生したM9.0の東北地方太平洋沖地震とそれによる大津波、そして原子力発電所の事故という日本の歴史上初めての大災害に見舞われています。人間が知恵と技術で作り上げてきたものが、自然の力の前では、こんなにもはかなくもろいものであるかということを思い知らされました。社会状況も経済情勢も不安定で、私たちを取り巻く環境は厳しい状況ではありますが、それでも私たちは、この世で一番大切な「命」を守り、人としての「絆」を大切にし、前を向いて進まなければなりません。
本校は、昭和63年4月に開校した大分県内唯一の情報系専門高校であります。最新の施設・設備とコンピュータを中心にしたニューメディア教育を取り入れ、二十一世紀の高度情報化、国際化社会に適切に対応し、一人一人が主体的に生きることができる人材の育成を目標としています。 現在までに卒業生は5, 800名を越え、地元産業界や経済界をはじめ各界各層に多くの優秀な人材を輩出し、名実ともに大分における専門高校の拠点校として重要な役割を果たしています。「学習や部活動等にじっくり取り組む落ち着いた学校」「中学生が入りたい学校」「就職や進学、各種資格取得で伝統校に負けない学校」を重点目標にし、「学力の伸長」「学校行事の充実」「部活動の振興」に努め、魅力ある学校づくりに取り組んでいます。
“ものづくり”“ビジネス教育”に興味・関心のある皆さん!! どうぞ、いつでも学校見学にお越しください。お待ちしています。
大分県立情報科学高等学校
校 長 三 重 野 修 次