NHK群馬県のニュース　前橋放送局

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アパート大家が孫に窃盗幇助

桐生市内のアパートの部屋に侵入し、トレーディングカードおよそ１６０枚４万４千円相当を盗んだとして、１９歳の少年が窃盗の疑いで逮捕され、少年の祖父でアパートの大家の男が少年に合い鍵を貸したとして窃盗の幇助の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは▼太田市の家業手伝いの１９歳の少年と、▼少年の祖父で、桐生市相生町の自営業、田中和十郎容疑者（７１歳）です。警察の調べによりますと、少年は先月３１日、桐生市のアパートに住む男性会社員の部屋に侵入し、ゲーム機で使うトレーディングカードおよそ１６０枚４万４千円相当を盗んだとして、窃盗の疑いがもたれています。
少年は、祖父でアパートの大家の田中容疑者から部屋の合い鍵を借りて侵入したということで田中容疑者は窃盗を幇助した疑いがもたれています。
調べに対して２人とも容疑を認めており、田中容疑者は「孫が盗みに入ると分かっていながら鍵を貸した」と供述しているということです。
警察が被害届を受けて捜査を始めていましたが、１日少年が相生町の交番に「アパートの部屋に入りカードを盗んだ」と電話してきたことなどから、２人を逮捕したということです。
警察は田中容疑者がなぜ合い鍵を渡したのかなど詳しい事情を調べています。

09月02日　19時07分

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