NHK福島県のニュース　福島放送局

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コメから微量放射性セシウム

福島県が行っている早場米の検査で、新たに福島市の水田で収穫された玄米から微量の放射性セシウムが検出されました。検出された値は国の暫定基準値を大幅に下回っていて、福島県は食べても健康に影響がないレベルだとしています。
福島県によりますと、２日は、県内の１０か所の水田で収穫された早場米の検査が行われ、このうち、福島市の旧吉井田村の１か所の水田で収穫された玄米から１キログラムあたり４１ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
これは、福島県がこれまで実施した早場米の検査のなかでは最も高い値ですが、国の食品の暫定基準値の１キログラムあたり、５００ベクレルを大幅に下回っていて、福島県は食べても健康に影響がないレベルだとしています。
また、玄米を精米し白米にした上で改めて放射性物質の量を計り直したところ、放射性物質は検出されなかったということです。
一方、このほかの９か所で収穫された玄米からは放射性物質は検出されませんでした。
福島県による早場米の検査では２日までに６７か所の水田で玄米の検査が行われ、放射性セシウムが検出されたのは今回も含めて６か所となりました。

09月02日　20時51分

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