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2011年8月17日5時1分

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東電通、空調室外機への散水システムを発売−消費電力30%削減

 東電通(東京都江東区、西村憲一社長、03・6221・2500)は、空調室外機への散水システム「エコネット」を発売した。業務用空調室外機の熱交換器部に純水を噴霧して、打ち水効果で室外機の消費電力を20―30%削減するシステム。純水を使うことで熱交換器の腐食を防ぐ。室外温度や消費電力を計測、蓄積して、効率的な噴霧時間、間隔を算出し節電効果を高める。価格は見積もり対応。投資額は4―5年で回収できるとしている。

 水道水を濾過する活性炭フィルター、逆浸透(RO)膜純水製造装置、純水タンク、ポンプ、純水製造制御装置、散水部、散水制御装置などで構成する。テーマパークやスーパーマーケット、研究所など、空調温度を上げられない施設に提案する。導入対象は、室外機の圧縮機定格出力が7キロワット以上、設置された室外機の定格出力の合計が120キロワット以上。

 シモンカンパニー(堺市東区)と共同技術開発に関する業務提携を締結し、同社のシステムを元に改良。実証実験で十分な効果が得られたことから販売を決めた。開発、工事、アフターフォローなどを一括して対応する。

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