事件震災後M5以上600回目前、見えぬ終息 “余震の連鎖”原因+(2/2ページ)(2011.9.2 11:41

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震災後M5以上600回目前、見えぬ終息 “余震の連鎖”原因

2011.9.2 11:41 (2/2ページ)

 一般的に最大余震は本震からM1程度小さいとされる。今回の地震ではM7級の余震が6回しか観測されておらず、同規模だった平成16年のスマトラ沖地震(M9・1)と同数だった。7年の阪神大震災(M7・3)で今回のM7級に相当するM5級の余震も約1カ月間に計6回。今回の地震はもともとの規模が大きいため、一定規模以上の余震回数も多くなっているとみられる。

 一方、スマトラ沖地震では発生から約5年半後の昨年6月にもM7・5の余震が発生。大木助教は「今回も数年単位で大規模な余震が発生する可能性がある」という。

 今回は余震域以外の長野県や静岡県などでもM5、6級が発生するなど、岩盤のバランスが変わった内陸部などで新たな地震が誘発されている。大木助教は「東日本全域に影響は及んでおり、警戒は続けなければならない」と話す。

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