講談社は25日、京極夏彦さんの新刊小説「ルー=ガルー2」を単行本、ノベルス版、文庫版、電子書籍
の4形態で10月、同時発売すると発表した。
の4形態で10月、同時発売すると発表した。
出版業界も、先々の事を考えて、いろいろ手を打ってくると言うのは、企業体として当然です。
作家の方も、そこら辺は敏感に感じているでしょうから、例えば今回の京極夏彦氏はこう言ってます。
作家の方も、そこら辺は敏感に感じているでしょうから、例えば今回の京極夏彦氏はこう言ってます。
「文庫が単行本の廉価版、軽装版だと考えるのは送り手側の幻想。特性を生かせば、それぞれを求め
るユーザーの元に届くはず」。
るユーザーの元に届くはず」。
これはある部分真実を含んでいまして、新書版や文庫本が出ているにも関わらず、ハードカバー本を
買う人は、案外いたりします。
買う人は、案外いたりします。
価格の問題で言えば、基本的にハードカバーは高いですから、ヘタすれば半分ぐらいの価格で買える
文庫本が発売されていれば、普通はそちらに流れます。
文庫本が発売されていれば、普通はそちらに流れます。
まあ現実問題として、文庫本しか買わないと言う人もいますが、ただ、最初から同時に発売すると言う
事になれば、戦略的に何らかの「差」をつける事は出来るので、それをどう活かすか、でしょうか。
事になれば、戦略的に何らかの「差」をつける事は出来るので、それをどう活かすか、でしょうか。
ただ、担当としては、この部分が非常に気になります。
「ルー=ガルー2」は、単行本3200円、ノベルス版1400円、文庫版上・下各700円、電子書籍1400円。
この場合「単行本」がハードカバー本となると思いますが、それはともかく、問題は電子書籍の価格で
ありましょう。
ありましょう。
「電子データ」に、なぜ1400円(これだけ税込価格らしい)支払わないといけないのか。
担当の個人的な感覚なら、この場合の電子書籍版は「500〜600円」ぐらいが妥当ではないかと。
ただ、その価格で発売されても、担当は「ノベルス版」か「文庫版上・下」のどちらかを買うでしょう。
ただ、その価格で発売されても、担当は「ノベルス版」か「文庫版上・下」のどちらかを買うでしょう。
ベッドに寝転がって読む、と言うのが基本である担当にとって、安かろうが何だろうが、現時点で電子
書籍は選択肢の中に入る事はありません。
書籍は選択肢の中に入る事はありません。
どうしても金銭面を抑えたかったら、古本屋さんに出回るのを待つだけのこと。
何も、今読まないとダメ、って内容でもない限り、拘るのは「如何に自分にとって読み易いか」だけなの
で、価格やら形態と言った物は、そのあとに引っ付いてくる物です。
で、価格やら形態と言った物は、そのあとに引っ付いてくる物です。
電子書籍が普及すれば、まずこの世から、中型以下の本屋は姿を消し、もしかしたら古本屋は、絶滅
する可能性もあります。
する可能性もあります。
しかし、大型スーパーが、地方の商店街を駆逐して行ったように、時代の流れとやらの中にある一つの
現象ですから、それを悲しんだりしても、意味なんぞありゃしません。
現象ですから、それを悲しんだりしても、意味なんぞありゃしません。
しかも、現実的な「物質」を扱う商売なら、隙間を狙う事も可能でしょうが、電子的なデータのやり取りで
済んでしまう世界は、端末への転送方法さえ確立できれば、どこに住んでいようが関係ないし。
済んでしまう世界は、端末への転送方法さえ確立できれば、どこに住んでいようが関係ないし。
もしかしたら、凄いスピードで電子書籍へと世界は変わって行くかもしれませんが、出来れば少しでも
先に延ばしたい担当からすると、出版社側の電子書籍につける馬鹿げた価格も、ブレーキの役割をし
てくれるかもしれないので、あまり批判しない方がいいかもしれません。
先に延ばしたい担当からすると、出版社側の電子書籍につける馬鹿げた価格も、ブレーキの役割をし
てくれるかもしれないので、あまり批判しない方がいいかもしれません。
まさか、最初からそれを狙っていると言う事は、さすがにないと思いますけどね。
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