こんな代表選結果で何が起きるのか
2011/9/2 10:00 経済アナリストの菊池英博氏がこう危惧する。
「野田だけは、絶対に首相にしてはいけない。危険人物です。彼はいきなり大連立と大増税を掲げて代表選に名乗りを上げた。これは、民主党の政権交代スローガンを否定するもので、国民への裏切り行為です。まして、この大デフレ不況の中で緊縮増税路線を進めたら、日本経済は沈没ですよ。新卒者の3人に1人が就職できない時代なのに、野田首相が誕生したら、日本のGDPは2、3年で400兆円を割るまでに収縮し、2人に1人が就職できなくなってしまいますよ」
野田は代表選の演説では、票欲しさから大連立も消費税アップもひとまず“封印”していた。しかし、バックに財務省がつき、大連立で何でもやらせようと操っているのだから、衣の下に鎧(よろい)である。
早い話、与謝野馨を首相にするのと変わらない。これじゃあ、株価も上がらない。復興景気の気分どころではないのだが、民主党議員たちはそんな貧乏神をトップに選んでしまったのだ。
(日刊ゲンダイ2011年8月30日掲載)
「野田だけは、絶対に首相にしてはいけない。危険人物です。彼はいきなり大連立と大増税を掲げて代表選に名乗りを上げた。これは、民主党の政権交代スローガンを否定するもので、国民への裏切り行為です。まして、この大デフレ不況の中で緊縮増税路線を進めたら、日本経済は沈没ですよ。新卒者の3人に1人が就職できない時代なのに、野田首相が誕生したら、日本のGDPは2、3年で400兆円を割るまでに収縮し、2人に1人が就職できなくなってしまいますよ」
野田は代表選の演説では、票欲しさから大連立も消費税アップもひとまず“封印”していた。しかし、バックに財務省がつき、大連立で何でもやらせようと操っているのだから、衣の下に鎧(よろい)である。
早い話、与謝野馨を首相にするのと変わらない。これじゃあ、株価も上がらない。復興景気の気分どころではないのだが、民主党議員たちはそんな貧乏神をトップに選んでしまったのだ。
(日刊ゲンダイ2011年8月30日掲載)
2011/9/2 10:00 更新