ウィチタから某都市を経由、そしてまた成田を経由してBKK(バンコク)に入った。

ウィチタからの飛行機、小型の50人乗りなので「遅れなければいいけど」と心配した。
私は国際線乗り継ぎの場合、常に一時間の余裕をもって旅程を立てる。
一時間遅れで乗り継ぎに間に合わないというブックは絶対にしない。

嫌な予感は的中。ウィチタ空港の出発ゲートに行くと「Delay」のサイン。
すぐに色々と調べる。すると一時間13分ほど遅延しそうということがわかる。

急いでゲートエージェントに預けた荷物を出してもらうようにお願い。
そして大切なものはすべて機内持込みにして、汚れた服とか一週間ぐらい
受け取らないでもいいものだけを一つのカバンに入れ替えて再び預けた。

1時間13分がそれ以上伸びないように祈りながら飛行機を待つと
どうやら1時間13分の遅延ですみそうな感じ。予定の便に乗って
乗り継ぎの空港へ。

その空港、やたらだだっ広い。走った場合は途中で挫折する。

300メートルぐらい走ると運よくカート(ゴルフカートのような乗り物)が来たので
「ハンディキャップじゃないんですけど成田行きに遅れそうなので」とお願いする。
「ハンディキャップじゃない人が五割以上ですよ。心配要りません」と乗せてくれた。

ゲートからゲートまで一キロ以上。これは助かった。チップを5ドル払うと
カートを運転するオジサンはニコニコ顔で「Have a nice trip」と言ってくれた。

成田行きに無事に乗る。二階席の二列目の通路側だったが、
二階席の最後列が二席並んで空席だったのでそっちに移動。

機内食は前回と同じくダックにありつけた。ラッキー。
これがここ10年で食べたビジネスクラスのベスト機内食。
映画を一本半観た。一本は「アーサー」というハリウッド映画。

ストーリーは…
「ニューヨークに暮らす大富豪の御曹子アーサー・バックは忠義ある執事ホブスンの付き添いの元で不自由なくすごすが、ある日、親の命令で大富豪の娘スーザンとの結婚を決められる。巨額財産を相続するためにアーサーは覚悟を決めるが、ある高級ショップで知り合った娘リンダと親しく付き合い始め、スーザンとの結婚破棄を決意する...」というもの。これは最高にというかかなり面白かった。予告編は以下のリンク。

http://www.tsp21.com/movie/arthur.html

もう一本は、先日本で読んだ「プリンセス・トヨトミ」だけど、これは本では女性だった
日仏ハーフで容姿端麗なキレ者調査官「旭ゲインズプール」が映画では男、
逆に本では男だった「ミラクル鳥居」と呼ばれる調査官が映画では女というところに
驚きと違和感を感じた。

なんか映画のほう、まだ半分ほどしかみてないけど、なんかしっくりこないなぁ。
話の順番に無理があるような気がする。まあ最後まで見ないとよしあしはわからないけど、
いまのところ「ペケ」という気がする。

成田に到着。セキュリティーを通ってBKK行き出発ゲートの前で「某プロレス団体のキーマン」と
落ち合う。今回も私の「バディパス」を使っての旅行。

バンコクに到着して常宿のロイヤルオーキッド・シェラトンにチェックイン。

今回はちょっと贅沢に2ベッドルームスイート。
ようはベッドルームが別々に二つあって、その間にリビングルームがあるというタイプ。
これだとお互いのイビキで目が覚めることもないw

おっと書き忘れてたけど先日のハリケーン「アイリーン」。
我々は運がよかった。

私はちょうど休みでテキサスの家に帰っていたので
グチャグチャなオペレーションに巻き込まれずにすんだ。

で、マンハッタンに住む息子はというとバケーションでNYを離れていた。

彼の上司がマサチューセッツ州のナンタケットという島に別荘を持っていて
そこにいっていた。

彼の親友…いまだから書けるけど、息子が大学を出て最初に就職したのはHP(ヒューレットパッカード)で、
アーカンソー州リトルロックにいた。で、そこで知り合ったのがその友達。

息子もそうだけど、その友達も父親が超一流企業の役員をやっているのに
アメリカの超不況から、その会社は求人をしていなかったので、
取り敢えずHPに入って仕事をしていた。

でその某超一流企業で求人が出ると
すぐに友人が転職して、その後二ヵ月ぐらいして息子もそこに転職したわけ。

で息子はそのファミリーと一緒にナンタケットで彼らの所有するクルーザーに乗ったりして
優雅な休日を過ごしていた。

ところが日曜日にマンハッタンに飛行機で戻るはずがハリケーンで空港閉鎖。
で、月曜日にそのファミリーと一緒に車でニューヨークに戻ったとのこと。
だから悲惨な思いはしないですんだみたい。

しかし、たった25歳でクルーザーに乗ったり、贅沢な奴だ。

さて明日はビーチリゾートのパタヤに繰り出す。
パタヤ、二度目だけど前回何が気に入ったかというと
シェラトンのリゾートホテルだったわけで。
今回も楽しみ。では。