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最もおしゃれなよしもと芸人とダサい芸人を決める「よしもとオシャレ芸人ランキング2011」が1日、都内で発表され、NON STYLEの井上裕介(31)が「ダサい芸人」部門で前回の1位に続く連覇を達成した。今年3月に発表された「ブサイク芸人ランキング」でも2位にランクインしており「ダサブサイク」という芸人としては名誉な?称号を獲得。「オシャレ芸人」ではピースの又吉直樹(31)が前回2位から順位を上げ、初の首位に輝いた。
在籍3000人を超えるよしもと芸人の中から、昨年に続き「ダサさ」の頂点に立った井上。スポットライトを一身にあつめ、得意のナルシストなポージングを決めると「皆僕をねたんで嫉妬してるんでしょう。美的感覚が先に行きすぎていてわからないんですよ」と“勝利”に酔いしれた。
芸人による楽屋投票と一般投票の集計で、2位の斉藤慎二(ジャングルポケット)に約500票の大差をつけて圧勝した井上。登壇者全員が秋をイメージしたコーディネートだったが、ドット柄のシャツにひざ上がバルーン型に膨らんだ赤紫のパンツを合わせた奇抜な格好に、オシャレ芸人2位の相方・石田明(31)から「サツマイモみたい」、オシャレ女芸人1位の馬場園梓(30)からは「一緒に歩きたくない」と散々に酷評された。
井上は2月に発表された「ブサイク芸人」でも2位にランクインしている。ブサイク1位だったカリカ・家城啓之(35)は今年度で「殿堂入り」したとあって、現時点では来年の1位獲得に最も近い存在。司会の博多大吉(40)から「ダサブサイク」と評されるなど、芸人にとってはこれ以上ない“名誉”だが、本人は「僕がおしゃれをするとすべての女性が恋してしまうから、これは“防御策”」と全く自覚がない様子。ナルシスト街道まっしぐらで、来年度の「ダサブサイク」2冠の期待をひしひしと感じさせた。
また、又吉は前回2位から順位を上げての首位獲得。5万円のヴィンテージジャケットをメーンに、古着を独自のセンスで合わせた姿を披露したが、寡黙なキャラにステージの中央は荷が重いのか「来年は(オシャレ3位の)デンぺーさんに1位を取ってもらって、丸く収めたい」と早くも“連覇辞退”を宣言していた。
(デイリースポーツ提供)
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