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短文投稿サイト・ツイッターで、韓流ブームと韓国のコンテンツを放送するフジテレビを批判し、所属事務所を退社した俳優・高岡蒼甫(29)が31日、東京・日本武道館で行われたWBA世界バンタム級タイトル戦、亀田興毅(24)対ダビド・デラモラ(23)を観戦後、デイリースポーツの直撃に口を開いた。騒動後、初めて取材に応じた高岡は、ツイッターで示唆した妻で女優の宮崎あおい(25)との別居については明言を避けたが、離婚は否定。また、「別の事務所に入って仕事をしていきます」と芸能活動の続行を宣言した。
孤独なリング上で相手に立ち向かう亀田興に自らの姿を重ねた。リングサイド最前列に陣取った高岡は、身を乗り出すように声援を送った。勝利を喜んだ高岡は、本紙の直撃に対して「勇気をもらえましたね」とニッコリとほほ笑んだ。
“騒動”で時の人になった高岡は、8月5日に米ニューヨークから帰国して以来、初めての公の場で宮崎との離婚を否定した。夫婦関係について「(騒動で離婚するような)結婚とはそういうものではないので」とキッパリ。しかし、07年にゴールインした妻との関係について、歯切れが悪くなる場面も。帰国後、都内にいる時は自宅で生活していると明かしたが、宮崎との同居については「彼女も仕事が忙しいんでね」とはぐらかした。
28日のツイッターには「会えない事にはどうにもできない。話さない事にはどうにも進まない」と別居をにおわすような書き込みをしているが、「これ以上のことはプライベートなことになるので」と話すにとどまった。
帰国後は「地方を転々とし、お世話になった方にお騒がせしたことをおわびをしていました」と“謝罪行脚”をしていたと告白。さらに、「今後どうしていったらいいのか、と話し合ってきました」とすっきりした表情で語った。
一時はツイッターに「役者やることはもうあきらめてるかな」とまでつづったが、事態は好転した。高岡は「別の事務所に入って仕事をしていきます」と明言。「近く映画の公開がありますので」と明かし、これまで通り芸能活動を継続することを宣言した。
(デイリースポーツ提供)
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