放射性物質の農産物への影響調査について（第４７報）～ 米の調査　第４回目 ～

　埼玉県は、国の協力を得て東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の農産物への影響調査を実施しています。
　今回の調査では、米（予備調査、本調査）、野菜等、牛肉及び原乳について検体を採取し分析を行いました。
（１）米については全ての検体において放射性物質が検出されませんでした。これにより、
　　　行田市、鴻巣市、朝霞市、志木市、八潮市、富士見市、蓮田市、坂戸市、日高市、吉
　　　川市、川島町、白岡町で栽培された米は本調査を終了したことから､出荷・販売等がで
　　　きるようになります。
　　　なお、三郷市は予備調査を終了したので、今後、本調査を実施します。
（２）野菜等及び牛肉については全ての検体において放射性物質は検出されませんでした。
（３）原乳については全ての検体において暫定規制値を下回っていました。
　　なお、今回の調査で放射性物質の農産物への影響調査を県内全市町村で実施したことに
　なります。

　１　米の調査結果
　（１）予備調査
　　　　　 採  取  日：平成２３年８月２４日
　　　　　 結果判明日：平成２３年９月１日
　　　　　分析機関：財団法人　日本食品分析センター多摩研究所

（注）「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

　　　　 定量下限値：放射性ヨウ素 20Bq/kg、放射性セシウム 20Bq/kg

（２）本調査
　　　　　 採  取  日：平成２３年８月２６～３０日
　　　　　 結果判明日：平成２３年９月１日
　　　　　 分析機関：財団法人　日本食品分析センター多摩研究所

（注）「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

　　　　 定量下限値：放射性ヨウ素 20Bq/kg、放射性セシウム 20Bq/kg

２　野菜等の調査結果
　　　　  採  取  日：平成２３年８月２９～３０日
　　　　  結果判明日：平成２３年９月１日
　　　　　分析機関：財団法人　日本食品分析センター多摩研究所（ナス以外）
　　　　　　　　　　　　財団法人　日本冷凍食品検査協会横浜試験センター（ナス）

※根菜、芋類を除く

（注）「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

　　　　 定量下限値：放射性ヨウ素 20Bq/kg、放射性セシウム 20Bq/kg

 ３　牛肉の調査結果
　　　　 採  取  日：平成２３年８月２４～３０日
　　　　 結果判明日：平成２３年８月２６日～９月１日
　　　　 分析機関：財団法人　日本冷凍食品検査協会横浜試験センター

（注）「検出せず」とは、検査機器で測定できる検出下限値未満であることを示す。

　　　　 検出下限値：放射性ヨウ素 20Bq/kg、放射性セシウム20Bq/kg

　  ４　原乳の調査結果
　　　　  採  取  日：平成２３年９月１日
　　　　  結果判明日：平成２３年９月１日
　　　　　分析機関：国立保健医療科学院

※　所沢市、東松山市、上尾市、入間市、桶川市、富士見市、鶴ヶ島市、日高市、嵐山町、川島町、鳩山町

（注）「検出せず」とは、検査機器で測定できる検出下限値未満であることを示す。

　　　　 検出下限値：放射性ヨウ素 0.1～0.2Bq/kg、放射性セシウム0.2～0.3Bq/kg

【問合せ先】
（米については）
農林部　生産振興課
主穀担当　持田・岡田
直通 048-830-4145
内線 4145
E-mail: a4130@pref.saitama.lg.jp

（牛肉・原乳の調査については）
農林部　畜産安全課
畜産振興担当　丸山・窪田
直通048-830-4194
内線 4194
E-mail: a4170@pref.saitama.lg.jp