INTERVIEW

DEBASO氏其の二

11/04/04

ZOUO!

DEBASO氏!インタビュー、其の二!

楽器を手にしたメンバーは、いよいよスタジオへ!

伝説のEPレコーディング秘話や学生時代のエピソードを中心にお送りします!

N-4.jpg

Z:
スタジオへは、どれぐらいの頻度で行ってたのですか?

D:
月に4回ぐらい行ってたから、週1ペースかな。

Z:
あえて、和歌山方面に行ってたんですね(笑)。

イメージ的にスタジオっていうと、逆方面ですもんね。

D:
そうやねんけどね(笑)。

安かったから。

確かMEMAIのギターの親戚かなんかが、楽器屋さんやってて、その横にあるスタジオだったんですよね。

Z:
MEMAIのメンバーは、和歌山方面の人たちだったのですか?

D:
もともと、和歌山よりの尾崎あたりの人やね。

Z:
同年代になるのですか?

D:
いや、僕らより1〜2つ上で、西田君と同じぐらいかな。

Z:
なるほど、すごい話ですね。

ところで、ギターは、いきなり弾けるようになったのですか?

D:
全然! 全然!

もう、まったく。

最初は、コピー程度で弾いてて、あとはオキノが作ってきた曲をひたすら覚えるっていう(笑)。

最初は弾けなかったですね。

Z:
楽器を持ってから、どれぐらいでライブをやったのですか?

M:
かなり早かったやんな?

D:
1ヶ月...

とか、それぐらいちゃうかな。

Z:
ええ!?

1ヶ月で弾けるようになるのですか(笑)?

D:
まったく弾かれへんけどね(笑)。

だから、ライブになってなかったんちゃうかな〜。

Z:
ファーストライブは高校1年ってことですよね?

D:
高1です。

Z:
それは...

凄いですね...。

M:
マントヒヒで?

D:
マントヒヒ。

N11.jpg

Z:
その時のことって憶えてますか?

N:
う〜ん...

確か...

TOTTSUANがおったんちゃうかな。

Z:
お客さんでですか?

D:
そうそう。

その前に住吉大社の祭りがあって、最初にそこでTOTTSUANと知り合ったんですよ。

Z:
ああ、それ聞きましたね。

D:
そうそう。

なんかPUNKおるな、何やあいつら? って感じで話かけて、お前PUNKか?

今度俺らライブやるから来いや!みたいなやり取りがあって(笑)。

Z:
はい(笑)。

D:
それでTOTTSUANが友達数人連れて観に来てくれたんよね。

ミッチュンもおったっけ?

M:
俺、初ライブも観に行ってるで。

ZOUOの練習風景も一緒に観とったから(笑)。

Z:
いきなりなんですけど、ZOUOっていう名前をがつけたのは?

D:
ZOUOは、西田君がつけたんかな。

Z:
意味は、"憎悪"ですか?

D:
多分そう、そのままで。

やっぱり、日本のバンドやから、英語じゃなくて日本語がええよね。

日本語だと分かりやすいし、怖さがあるっていうか、いい感じの響きやったんかなって思います。

Z:
そうですね。

OUTO(嘔吐)もそうですし。

M:
真似してます(笑)。

D:
そのままやもんな(笑)。

M:
なんか、そういうのがあったんですよ。

憎悪、嘔吐、眩暈、ノイローゼ、チフス...みたいな日本語の響きが。

D:
みんな、そうやったもんな。

でも、そっちのほうが格好いいよ。

Z:
そうですよね。

変にアメリカやイギリスっぽくするより。

ミッチュン君、ファーストライブ参加しましたか(笑)。

どうでした?

M:
踊りました(笑)。

Z:
ファーストライブの時は、何曲ぐらいあったのですか?

D:
10曲なかったんちゃうかな。

7〜8曲ぐらい。

Z:
あのEPの曲はやってました?

D:
何曲かは、やってたね。

それ以外にも聴かれへんようなヤツとかたくさんあった(笑)。

N-10.jpg

Z:
EPは、いまだに高いですよね。

5万円ぐらいするらしいですよ。

D:
ええ〜!?

ミッチュン、持ってたっけ?

M:
俺、ブート持ってる(笑)。

D:
ブート(笑)!!

Z:
ZOUOのオリジナル曲って最終的に何曲ぐらいあるのですか?

D:
う〜ん...

全部合わせて15曲ぐらいかな。

Z:
そんなにあるんですね。

自分はあの6曲しか知らないので。

D:
それはEP?

Z:
EPと"不法集会"です。

その他の曲はレコーディングとかやってないのですか?

D:
やってないね。

レコーディングしたのは、EPと"不法集会"だけやからね。

それ以外では、ライブの音源とかで残ってる感じやと思うんですけど。

Z:
初レコーディングはどうでした?

M:
ゴリラで録った?

D:
いや、246かな。

Z:
円広志の(笑)。

D:
そう(笑)。

初レコーディングは必死やったね。

一発録りに近かったんちゃうかな。

一回こっきりで、ハイどーぞ! みたいな感じで録ってました。

Z:
あれは、一発録りなんですか?

D:
一発録りやね。

Z:
すごいですね...(笑)。

D:
でも、ある意味そのほうが、ええんかも知れへんね。

Z:
レコーディングした当時は何歳でした?

D:
83年ぐらいかな。

M:
"不法集会"を録音したのが84年やったから、そんなもんやんね。

俺が高校1年の時やったから。

D:
うん、高1ぐらい。

Z:
あれは高1で録ってるんですか!

ヤバいですね...

高校1年はヤバいです。

OUTOは、中3ですもんね。

D:
うわ〜!

中3?

もっとすごいな(笑)。

Z:
高校1年でレコード出すって、その当時にすれば、かなりすごいですね。

D:
う〜ん...

あんまりそんなこと考えてなかったな。

Z:
EPのジャケット写真は高1の時のものですか?

D:
うん、そうやね。

Z:
高1に見えないですよ(笑)。

D:
でも、あの格好で学校行ってたからな(笑)。

Z:
ええっ!

あの格好で!?

D:
公立やったから、そんなに厳しくなかったんよね。

だから平気で行ってた。

Z:
DEBASO君は、どこの高校へ行ってたのですか?

D:
住之江高校。

もう今はないけどね。

もともとサーファーが多い学校やって、

音楽やってるのは、HEAVYMETALが少し居たぐらいで、PUNKは学年で4〜5人ぐらいやったんちゃうかな。

Z:
BUN BUN君も同じ学校ですか?

D:
いや、BUN BUNは違うね。

三大でNAOTOと一緒やったんちゃうかな。

Z:
なんか、NAOTO君が高校の時、BUN BUNが学校の先輩で、ドラム叩いてもらったことがあるって言ってましたよ。

D:
じゃあ、産大やね。

BUN BUNも産大やったから。

Z:
それでドラムを頼んだらZOUOのドラムの人だった、って。

M:
マジで(笑)!?

Z:
それで、ええよ〜って感じで叩いてもらったって言ってましたよ。

D:
へぇ〜、そうなんや(笑)。

それは知らんかった。

Z:
録音は何日ぐらいかけたのですか?

D:
あれは1日です。

1回録りやったから。

確かその後に、ギター被せたんかな?

1発録って、その後に被せたから、たぶん数回で録ってると思う。

M:
スタジオの6時間パックとかでしょ。

D:
そんな感じやね。

Z:
あれは、限定生産だったのですか?

D:
1000枚作って、1000円で売ったんかな。

Z:
即、完売ですか?

D:
たぶん、そうちゃいますか。

Z:
ギャラとか、もらえてたのですか?

D:
ギャラは...

もらって...ないね!

どこいったんやろね(笑)。

N19.jpg

ファーストレコーディングは、高校1年!

10代にしてあの雰囲気、あの空間の音を作り上げたことに驚愕です!

そして、歴史に残る作品を産み落としたZOUOの活動は、いよいよ本格化して参ります!

次回は、ZOUOのファッションからツアーのエピソードまで、盛りだくさんでお送りします!!

次回更新日は3月11日月曜日です!

ZOUO-LOGO-BIG.jpg

ZOUO BARMYARMY TSHは...

引き続き予約受付中です!(赤い文字をクリックして下さい)



ページトップへ