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'11/9/1

「見た目」不合格で慰謝料

 広島県西部の県立高の2008年度入試で本来は合格と判定されるべきだった受験生を当時の男性校長が試験日の行動などから不合格にした問題で、県教委と受験生側との間で示談交渉がまとまり、県が慰謝料など約48万円を支払うことで合意したことが31日、分かった。

 慰謝料は約17万円で過去の判例を基に算定した。そのほか、不合格と判定された後で受験生が別の高校に支払った入学金や授業料などの実費という。

 この問題は、合否の決定権を持つ校長が受験生の試験日の行動や頭髪の色を過度に重視。筆記試験の成績は合格圏だったのに不合格にした。保護者は筆記試験などの得点を公開請求。開示された成績から不合格を疑問に思い、県教委に調査を依頼して分かった。

 校長は08年4月、不適切な判断と認めて謝罪。県教委は校長を戒告とした。

 受験生は合格が認められ、別の高校から転入した。県内の公立高入試で合否の判定が覆ったのは初めて。




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