故朝木明代東村山市議殺害事件
16年目の命日を迎えて
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本日は東村山市議時代に創価学会を厳しく追及していた故朝木明代さんが、何者かによって東村山駅前のビルから突き落とされて殺害されたその命日でもあります。創価学会と命を賭けて戦った勇気ある女性市議の、その意思を後世に伝える為にも、今後ともこの問題を訴えて行く所存です。
この事件を当時東村山警察署の副署長として捜査に当たった千葉英司副署長は、現在も朝木明代市議の仲間であった矢野穂積市議や娘さんの朝木直子市議を相手に民事で訴えています。
何回目の訴訟提起なのか、私は詳しくは聞いていませんが、もう十回近くに及ぶのではないでしょうか?当時捜査に当たった人物が、その後もこのように執拗にこの事件に関わっている異常性を私は不気味に感じるし、それ故にこの問題から離れる訳には行きません。
現在、創価学会が毎月買い上げている雑誌に寄稿している創価学会擁護ライターの宇留島端郎氏から肖像権侵害ということで、民事訴訟を提起されていますが、今回は前回の千葉英司氏からの訴えと違って、裁判所から仮に和解の勧告を受けても判決を頂くつもりです。
そのような準備書面も提出しております。
http://izukohe.jugem.jp/?eid=52
さて、前回の千葉英司氏からの訴えに関しましては、任せていた弁護士が裁判官の和解勧告に従い和解となりましたが、その事でこの宇留島ライターは勝手なことを書いていましたが、あくまでも判決を得たかったら、それは被告側でなく原告側となった千葉英司氏が判決を求める旨の意思を強く裁判官に示せば良かったのであって、こちらが一方的に批難される謂われは全くありません。
私は裁判官が陳述書の提出を求めたので、それに従って陳述書を提出、それを裁判官が見た上で和解を勧めたものであり、それを法律の専門家である弁護士が受け入れるべきとしたのですから、それに従ったのは当然の選択です。
それに対して卑劣などと書いているので、その記事に対する謝罪を雑誌社に求め受け入れなければ、今度はこちらから訴える考えですが、現在の民事訴訟の判決を頂いてから行います。訴訟を二つも抱えていると大変なので先ずは現在争われているものを優先させます。
前回の千葉英司氏との民事訴訟で裁判官の指示に従い、提出した陳述書をここに全文掲載させて頂きます。
陳述書
私は創価学会の問題をジャーナリストとして批判的に取り上げ、自らのブログで書いています。閲覧者は日によって違いますが１万人以上になります。東村山市議の朝木明代さんという方がビルの５階から転落して死亡するという事件がありました。平成７年９月１日の事でした。
この不審死事件は東村山警察署においては、これを自殺として公表しました。しかし、当時彼女が創価学会を追及していたので、創価学会が怪しいという報道が週刊誌などでなされました。当時私は週刊誌などにもフリーのライターとして寄稿していたので、強く関心を持ったのを今でも覚えております。
当時週刊誌でこの不審死事件を事件直後に取り上げた雑誌は以下の通りです。
『週刊現代』（平成七年九月十四日号）「反創価学会女性市議の怪死」
『同』（同九月二十八日号） 「反創価学会女性市議怪死を追う、『事務所の鍵』発見で深まる謎」
『同』（同九月三十日号） 『東村山市議「怪死事件の深まる謎と創価学会の言論弾圧」
『週刊新潮』（同九月十四日号 『東村山市議転落死で一気に吹き出た「創価学会」疑惑』
下記の週刊誌にも同様の記事が掲載された。
『週刊ポスト』（同九月二十二日号）
『同』（同十月十三日号）
『週刊実話』（同九月二十一日号）
『文藝春秋』（同十一月号）
『週刊新潮』（同十月十二日号）
他にテレビも大きくこれを創価学会との関連で取り上げました。短期間に殆どの週刊誌メディアがこれを取り上げテレビも創価学会との関連でこれを報じました。
この事件を東村山警察署は
（１）転落現場近くで争う声や不審な目撃情報がないこと。
（２）市議の着衣に突き落とされた形跡がないこと。
（３）第一発見者に『大丈夫です』と話し被害を訴える言葉はなかったこと。との三点を挙げ、「転落について他人が介在した状況はなく、犯罪性はない」と断定しています。
しかし、私はこの事件はこの事件の前におきた朝木明代さんの万引き事件も含めて、検事の吉村弘検事（立川支部長）と信田昌男検事（担当検事）が共に創価学会の信者であり、それを隠しての捜査指揮に強い疑念を抱いて来ました。
この事件をブログで書いたり、街頭で訴えたり、或いはシンポジウムで朝木さんの遺族（朝木直子市議）や同僚市議矢野穂積氏などを呼んで話を聞いたりしてきたのは、そのような理由からです。
朝木さんが何者かによって殺害されたのではないかと思うに至った理由を述べます。私の知り合いであった全国明（橋本剛）がビルから転落して死亡する事件がおきました。その当時の週刊紙の記事を提示させて頂きます。
1（週刊現代１９９２年１１月２８日）
(週刊新潮 １９９２年６月１１日号
全国明は新生政治研究会という右翼団体をつくり、創価学会が日蓮正宗より破門された後に大石寺に執拗に街宣をかけて逮捕までされています。彼は私に創価学会から頼まれて大石寺を攻撃しているが、逮捕されたりしたので、創価学会からもっとお金を取るつもりだと私に語っていました。
その彼が創価学会から依頼された暴力団に脅されているので、自分が殺されるかもしれないと私に語り、その数週間後にビルから転落して死亡するという事件がありました。
私はこの時に直感的に、全国明は何者かによってビルから転落死させられたと思い続けてきました。朝木さんのビルからの転落死事件はそれから約３年後の1995年9月1日でした。故朝木さんの事件に関しては、創価学会を追及創価学会の宗教法人取り消しの申請まで行っていたわけで、創価学会と厳しく対立していました。
私はかねてからこの２つの事件にはビルからの転落、目撃者もいない。自殺するような動機が見当たらない。そして創価学会との関連で何らかの結ぶ糸のようなものを感じていました。
全国明の場合は警察の最終判断は自殺ということではなく、落とされたか、もしくは誤って落ちたかという不審死であったと記憶しております。
さて、私は２００８年の６月頃ある人物と知り合い、無罪判決を受けた大物元暴力団組長に対して、警察が情報を収集しているとの話を伺った。何でもその組長が無罪判決となったので警視庁の面子がまる潰れになったというものでした。
その元組長に関して情報を収集しており、当時米国で話題となっているこの元組長の米国における移植問題で今になって取り上げられている、その背景を知りたいというものでした。
私の友人に米国のＦＢＩに出入りする者がおり、そのことについて知っていると言うと是非そのことで会いたいと言うことでした。元組長が移植手術を受けたことに関して、大きく報道がされていたので、警察も関心を抱いたと思いました。日本の警察はこの元組長がこの件で、米国の捜査機関から呼ばれて事情を訊かれる可能性などについて知りたかったと思います。
私はかつて全国明が不審な転落死を遂げた時に、その全国明と親しい関係にもあったので当時事情も訊かれ、知っている警察関係者もおりましたので、その関係からも接触を試みて会うことになりました。その時の資料を裁判所に提出しますが、某組長に関してはその実名をマジックで消させて頂きます。
私としては昔から全国明の転落死事件が非常に気になっていたので、何か逆に警察官から聞き出せるのではないかとの思いもあり会う気になりました。その時の事ですが、私が朝木さんの事件で、あれは殺されたのではないですか？と聞いたところ、警察官は次のように話をしました。「当時現場近くで怪しい３人が目撃をされており、捜査が進むものと思ったが、上の方(検察)がやる気をみせないのでそのままになってしまった。後でその検事が創価学会員だと分かったので、上の方に圧力かかったのかも知れないと当時聞いた。」との話を伺いました。
私が何とかそのことを表沙汰にできないのか？と更に聞くと、「余程世論が盛り上がらなければ無理じゃないか。」とも言っていました。しかし、私はそのことに期待をかけて故朝木明代さんの事件が注目される事になれば、何らかの事態の進展が見られるのではないかと期待して、真相の究明を行って来たのです。
それが相手方の請求の原因にも書かれていることの経緯です。
「他殺の証拠はなく自殺の可能性が高い」と判断し捜査を終了したものを、瀬戸は現職警察官による内部告発情報（本件自殺は他殺であり警察は犯人を特定したが、創価学会信者の検察官がそれを握り潰したというもの）に基づき亡朝木の遺族・知人らと共に本件自殺の捜査を批判している。
以上請求の原因
私が全国明と当時親しい関係にあり、警察官とも接触できる立場であったということを知って頂く為に、全国明と一緒に発行した本を裁判所に提示します。
東村山警察署は朝木明代さんの転落死事件に関して、「万引きを苦にして自殺」と公表しました。しかし、遺書があったわけではなく、これは明らかに推測に過ぎません。彼女が万引きを苦にして悩んでいたというような情報は全くなく、警察もそのような事実を掴んでいません。
となれば、何故「万引きを苦にして自殺」という断言することになったのか？実はそのことは創価学会が早くからそれを言い出していました。私は当時政治経済雑誌に記事を投稿したり、編集長などの仕事をして来ました。その中で感じたことですが、政治経済誌の出版社は創価学会から殆どの会社が雑誌を千部とか2千部とか買い上げてもらっています。
どのような記事かと言えば、創価学会の名誉会長である池田大作氏を訴えた信者を誹謗中傷するような記事や創価学会を破門した日蓮正宗を批判する記事です。又竹入公明党元委員長や矢野元公明党委員長を批判する記事です。
この朝木明代さんが転落して死亡した時に、このような政治経済雑誌に一斉に「万引きを苦にして東村山女性市議が自殺」という記事が掲載されました。これらは創価学会がそのような記事を望んでいたと考えられ、創価学会の潮出版社の「月刊潮」にも同じような記事が掲載されました。
私は何故創価学会が故朝木明代さんが万引きを苦にして自殺したと政治経済誌に書かせ、それを何千冊も購入に配布していたのか？そのことに関しても強い疑義を持って来ました。尚、政治経済誌と創価学会が深い関係にあったことを、当時その雑誌に関わっていた人からの証言が取れましたので、それを裁判所に提示させて頂きます。
３ 平成２２年５月４日付ブログに掲載したプラカードの写真にある「創価学会の４悪人」及び「千葉英二副署長」との文言を削除せよ。との件についてお答えします。このプラカードについては、当日私がこれを作成してきた西村修平さんに、「創価学会の4悪人とあるが、千葉と須田の二人は創価学会員ではないよ、」と言って？マークを付け加えてもらった経緯もあります。
私自身は千葉氏が創価学会の信者であるなどとブログで書いたことは一度もなく、言ったこともありません。この写真に関しては裁判の経緯を読者に伝える意味において掲載したものに過ぎず、私自身が千葉氏をそれによって貶めたとは思っていません。
４ 平成２１年７月１３日付ブログに記載した「大嘘つきの千葉英司元副署長」「大嘘つきの千葉英司元副署長に抗議」「千葉の虚偽発言」との文言及び原告の写真を削除せよ。 について。
この大嘘つきという文言は削除しません。なぜならばこれは裁判を傍聴していた我々に対して千葉氏が我々傍聴席を指し示すようにして、我々に対して事実と全く異なることを言い放ったからです。この裁判（千葉氏が黒田大輔氏を訴えた件）に関しては和解となっていますが、裁判の記録が取り寄せて読んで頂ければ、その真実は明らかだと思います。
８ 平成２１年１１月２０日付ブログに記載した「にも拘らず捜査の指揮をとった東村山警察署の千葉英司副署長（当時）は強引に自殺として処理。」「この男こそが１３年前、自殺事件にすり替えた張本人・千葉英司だったと分かった。警察を退職した今でも創価学会シンジケートで繋がり、店主を装って用心棒を演じていたとは。」との文言をそれぞれ削除せよ。
について。
このうち８について、千葉氏は訴状で、〈被告らは本件ブログにおいて……訴外槇泰智が発行する政治団体「政経調査会」の機関紙「政経通信（平成２１年９月１日付第３８号）」を転載している。〉とし、その転載部分を示した上で、
〈（これらの記事は）「原告が、亡朝木は創価学会に殺害されたことを知りながらあえて自殺と断定して、これを隠蔽し、その隠蔽工作として亡朝木が万引きをしたという虚偽の事実を捏造した」また「原告は創価学会の犯罪組織関係者である」との事実を摘示し、……原告の社会的評価を低下させるものである。〉・・・について申し上げます。
そもそも千葉英司氏は東村山警察署副署長から他の警察署長に栄転しその後退職してからも、この問題にこれまで関わってきました。朝木矢野両市議に対しては数多くの名誉毀損の裁判を提起しています。そしてその大半で敗訴しています。
千葉英司元副署長提訴事件（※全部を千葉元副署長が提訴）
�（神�17（ワ）第2181号 07年9月22日ＦＭ放送 矢野勝訴確定 千葉敗訴確定 07.6.20
�∧神�18（ワ）第1312号 04年1月15日「ﾌｫｰﾗﾑ21」記事 矢野/朝木勝訴確定 千葉取下げ 08.1.23
�Ｊ神�18（ワ）第24988号 06年8月1日別冊宝島 乙骨勝訴確定 千葉敗訴確定 07.10.18
�な神�19（ワ）第845号 市民新聞第142号記事 矢野勝訴確定 千葉取下げ 07.8.1
�ナ神�19（ワ）第875号 05年9月22日ＦＭ放送 矢野勝訴確定 千葉取下げ 07.8.1
�κ神�17（ワ）第2568号 市民新聞第142号記事 併合千葉勝訴確定 矢野/朝木敗訴確定 08.9.16
��平成18（ワ）第500号 05年11月28日ＦＭ放送
��平成19（ワ）第1176号 市民新聞ＨＰ（矢野議員襲撃犯の頁） 矢野/朝木勝訴確定 千葉敗訴確定 08.8.28
��平成20（ワ）第736号 05年11月28日ＦＭ放送
市民新聞第142号記事 矢野勝訴確定 千葉敗訴確定 08.12.17
この他に黒田大輔氏、西村修平氏、槇泰智氏などを訴え、今回は私を訴えています。また、かつてブログで東村山事件を取り上げた防衛省ＯＢの太田述正氏をも訴えています。事件の真実を追及しようとしてきた遺族やブロガー、市民運動家、政治活動家、ジャーナリストの動きをまるで封じ込める意図を感じさせるものです。
朝木明代さんがビルから転落して死亡した命日の9月1日、我々はその現場で追悼集会を開催しようと東村山警察署前に集合、街宣活動が一旦終了した後に、一部の人が朝木さんが万引きを苦にして自殺したと言われるその洋品店を見に行きました。この時、一同は店を見て何事もなければ、そのまま静かに戻ってくる筈だったのに、店から何者かが突然出て来て、「お前ら何だ」と排除にかかった人物がおりました。
行った人は全員店主と思ったそうですが、他の人のブログで「正義の人・第三者」と書きました。つまり店とは何ら関係ない人が出て来て、騒いだと言うことでした。そこでこの人物の正体を確かめるべく、写真を公開しそして千葉氏であることが確認できました。
このブログ主によれば、我々が追悼集会を開催した時に、店を襲撃するおそれがあるので、守って欲しいと千葉氏に依頼したという事のようでした。しかし、もし何らかの危惧の念を抱いていたとしたら、それは警察署へ届けるべきであり、本人がわざわざ中で待っていて、出て来て騒ぎを大きくする必要性などなかったと思います。
この件に関しては一般の人というよりは、１３年前に公務に関わったその延長線上にあると見ており、よって写真の掲載はやむを得ないと思い掲載したものです。しかし、その人物が千葉英司氏と判明したので顔写真は削除しました。
13年前に自分が捜査を指揮した万引き事件について、その被害者として告訴した洋品店にいて、ガードマン(用心棒)の役割を演じたその意味を我々は問い糾したいと思い活動してきました。
槇泰智さん政経通信の記事について再度申し上げますが、これは政経通信を千葉氏が告訴した事実と、そのことに関する槇さんの裁判上における答弁書を紹介したものです。そこに若干の論評を加えたものです。裁判の経緯を正しく伝える為に必要な内容であると考えて掲載したものです。
最後に申し上げます。
千葉英司氏は西村修平氏の裁判でも槇泰智さんもそうですが、勘違いをしているように感じます。槇さんにしても西村さんにしても、今から１４年前の東村山警察署の副署長をしていた当時の千葉英司氏個人の捜査を問題にしているわけではありません。
あたり前のことですが、公務としての仕事であり、ただ当時の捜査責任者であるから名前を挙げているだけのことであって、千葉氏は警察機構の一人でしかありません。その１４年前の捜査が杜撰極まりないものであり、誤った判断を下したので、結果的に事件の真相がヤミの中に追いやられてしまいました。
後に判明したことですが、この故朝木明代市議の事件を担当したのは当時の地検八王子支部の吉村検事長、担当検事は信田昌男という二人とも創価学会の信者検事であった。故に創価学会を追及していた故朝木明代さんが「万引き」をしたとか、それを苦にして自殺したという経緯に強い疑いを抱かざるを得なかったと言うことです。
検察や警察の当時の事件に不正はなかったのか？
そのことに疑義を呈する我々の活動に対して、組織の一員に過ぎなかった千葉氏が個人の名誉が毀損されたなどと訴えてくることが私には不思議で理解出来ないのです。
槇泰智さんの機関紙を見れば、これは明らかに当時の事件の捜査を問題とした記事であることは明らかであり、千葉氏の個人の名誉を毀損するためのものでないと私は思って掲載しました。
千葉氏は１４年も前に自分が担当した事件になぜこうも執拗に張り付いているのでしょうか？ 遺族の気持ちを少しは考えたことはあるのでしょうか？もし、これが自分のことと考えたなら、これほど不気味なことはないと思います。自分の母が不審な死を遂げたとします。ろくな捜査もしないで「万引きを苦にして自殺した」などと勝手に決め付けられて、その後１４年間の長きに渡って、まるで監視されているように次々に訴訟を仕掛けております。
その訴訟にことごとく敗退しているのに、そんなことはお構いなく、市議会の傍聴にも必ずと言って良いほどに顔を出しています。東村山市の住民でもないのに、わざわざ傍聴をし続けるその目的は何なのでしょうか？ 一体どのような意図があるのでしょうか？
今回の民事訴訟において、私は千葉英司氏の行為はあくまでも真実を明らかにしようと試みるその正当な言論活動を止めさせようとしているとしか思えないのです。
東京都台東区東上野６−１０−７金子ハイツ４０１
瀬戸 弘幸
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