[ロンドン 31日 ロイター] 英小売り大手テスコ
同社は東京近郊で129店舗を展開している。
フィル・クラーク最高経営責任者(CEO)は「われわれが掲げる優先事項である成長促進と収益改善に向け、(日本の)事業を売却し、アジア地域のより規模の大きい事業に注力することを決定した」と述べた。
テスコの日本事業は、13ある同社の海外事業の中で最も規模が小さく、アナリストは長い間、同社の日本事業撤退を予想してきた。
一部では、業績不振の米事業を売却するべきとの見方も出ているが、クラークCEOは、2012/13年度末までに米事業を黒字化する計画にコミットしていることを表明している。
テスコによると、日本で展開している店舗の半分以上は黒字となっている。