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自衛隊の大規模派遣終了 大震災、原発対応除き

ことし6月、宮城県石巻市でがれき撤去と遺体の捜索を行う自衛隊員

 防衛省は31日、東日本大震災での自衛隊の大規模災害派遣を同日で終了すると発表した。非常時の待機要員など約1600人(30日現在)を派遣していたが、福島第1原発事故への対応や、入浴支援に当たる陸上自衛隊員約200人を除いて撤収。
 自衛隊はピーク時、10万7千人態勢で人命救助や行方不明者の捜索、生活支援などを実施。派遣された自衛隊員は延べ約1061万人(30日現在)に上り、創設以来、最大の活動となった。
 防衛省によると、原発の状況悪化に備えて、除染担当の約150人と、福島県内で入浴支援する約50人が活動を続ける。海上、航空自衛隊は災害派遣から全員撤収。


2011年08月31日水曜日


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