事件ガストで赤痢菌による食中毒 120店舗 営業自粛 入院の8人は快方に向かう2011.8.31 17:48

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ガストで赤痢菌による食中毒 120店舗 営業自粛 入院の8人は快方に向かう

2011.8.31 17:48
赤痢発症で、「休業中」の張り紙がされたファミリーレストラン「ガスト」=31日午後、仙台市青葉区

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赤痢発症で、「休業中」の張り紙がされたファミリーレストラン「ガスト」=31日午後、仙台市青葉区

 外食大手すかいらーくは31日、宮城など東北4県で細菌性赤痢を発症した15人のうち14人が同社経営のファミリーレストラン「ガスト」で食事をしていたと発表した。

 同社は安全が確認されるまで、北海道、東北6県、栃木県で展開するガストなど120店舗の営業を31日から自粛した。

 同社や宮城県によると、14人は年齢2~60歳で男性3人、女性11人。青森、宮城、山形、福島4県の店舗で8月中旬ごろに食事し20日ごろから下痢、発熱、腹痛などを訴えた。

 2歳の男児を含め8人が入院したが、すでに退院し、快方に向かっている。4県は食中毒による赤痢の可能性があるとみて、原因を調査している。

 また、宮城県は北海道、東北と栃木県の一部店舗に食材を提供している宮城県内の「すかいらーく仙台マーチャンダイジングセンター」(宮城県大衡村)を31日から3日間の営業停止処分にした。

 食べたのは豚しょうが焼き定食、サバのみそ煮定食、和風ハンバーグ定食など様々だが、患者に共通する食品がこの工場の製造品のみで、全員から同じソンネ赤痢菌が検出され、原因施設と断定した。

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赤痢発症で、「休業中」の張り紙がされたファミリーレストラン「ガスト」=31日午後、仙台市青葉区
赤痢発症で、ファミリーレストラン「ガスト」の休業を知らせる張り紙を見て引き揚げる女性=31日午後、仙台市青葉区

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