第36回 「旅とは人生であるが、僕の人生は今の所○○○以下だった」
2009.06.10
スポーツ局
08年度入社 阿部博行
結果から言うと悟ってしまいました…自分が○○○以下だったと!
この1年間、とにかく怒られました、自分では一生懸命やってるつもりが、なぜかおもしろいように先輩達の逆鱗を次々タッチしていく日々、スペシャルな日々でした。
最初は、どこがいけないかもわからず、凹んでばかりの毎日でしたがある考えの切り替えが僕の世界観を変えます。
怒られたくないから言われた通りにする。のではなく、もし自分がディレクターなら、ADにはこう動いて欲しい(んじゃなかろうか?)と考えてから動いてみようと思い始めたときです。
入社まで人一倍努力して、それなりの道を歩んできたつもりでしたが、テレビという世界ではそんなバックグラウンドは全く関係なく自分の非力さを痛感しました。あとついでに青木の非力さも(笑)
映像の世界は大好きだから、どの部署に配属されてもやる気さえあれば何とかなると考えていた自分が甘かったと思いましたが、それと同時に正解の無いテレビの世界の魅力も再認識。
一時期、ネガティブな 時もありましたが、これから先待ち受ける僕のフジテレビ人生は予測不可能、なんだかワクワクしてしまう、そんな今日この頃です。
先日、ある先輩にOA後、地球が終わってしまうんじゃないかぐらいの勢いで怒られてしまい、誰も来ないはずの非常階段に座って泣こうかどうか迷っていました。
すると、5分後違う先輩から電話があり、
”阿部、今から飲みに行くから出る支度せい!!”
いきなりの誘いに戸惑う自分。そして品川の庶民的な店に連れて行ってもらい、その先輩のAD時代の苦労話などを聞かせてもらいました。
”わかったか、阿部、ADなんてそんなもんやぞ”
”そうなんですね、これからも腐らず頑張ります”
”おお、とにかく今日はたらふく食え”
”いただきます”
その時です、チャーハンにがっつく自分に先輩が衝撃発言!
”阿部、お前なんか言ってしまえば、ウ○コ以下やぞ、ガッハッハッハ”
食事中なのにウ○コ扱いされて、不思議な気分でしたが、それ以来なぜか謙虚になれる自分がいます。
自分は所詮ウ○コ以下なんだから必死に頑張ろう、いつか"お前、ウ○コのくせにやりおるのう!ガッハッハ"と言われる様に頑張ろうと思います。
という訳で、入社以来の印象に残る瞬間ランキング2位が自分がウ○コ以下と悟ったときでした。
1位は青木と一緒に何日も寝ないで作った新入生スポーツ局にようこそ! のVTRが、部長と局長に褒められたときです。
この二つのエピソードは一生の財産になるはず!
最後に照れくさいですけど、不規則な業務の続く日々を支えてくれた家族にお礼を言いたいです。
どんなに嫌なことがあっても皆がいたから救われた日々がたくさんありました。
THANKS YOU VERY マッチョ!
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そして、新しい3人、一緒にフジテレビを盛り上げて行こうね!
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