スポーツ新入社員奮闘記

第35回 「フォーメーションラップ」
2009.06.09

スポーツ局
08年度入社 浅野翔太郎

…zzz…

放火魔【houka-ma】(名詞)
意味:(1)火事を起こそうとして火をつける人。
またそのスリルを好む者
   (2)自分の起こした現場に戻ってきて、高見の見物をする習性のある者

“テレビマンは放火魔であれ”
この言葉は、スポーツ局に配属されて間もないころに大先輩から教わった言葉。(もちろん、実際に火事を起こすほうの放火魔ではない。)

“テレビマンたるもの、人々を引き付ける作品を制作すべきだ。いや、しなきゃいけない。
魅力のある番組を制作し、人々を虜にする。そして、その虜になっている視聴者を高見の見物をして楽しむ。その瞬間を味わえることがテレビマンとしての醍醐味だ!”

そんな風に教えてくれた。感動した。鳥肌がたった。憧れた。わくわくした。
ちょうど一年前、そんな言葉に興奮しながら、配属された部署はスポーツ推進部であった。現場じゃない。Oh my God!!
まじかよ・・・・ うそだろ・・・・ 推進部って? 社内調整って?  はじめはそんな気持ちだった。 青木・阿部のことが本当に羨ましかった。
 でも、推進で仕事をしていくうちにそういう気持ちは薄れていった。(もちろん現場で働きたい気持ちはまったく変わっていないが)
スポーツ局内はもちろん、編成・営業・ネットワーク・広報・事業・人事・・・・ 本当にたくさんの方々と仕事をすることが出来た。
本当にたくさんの方々と関わりを持つことが出来た。
社内調整は、相手がいての仕事。僕なんかが普通は会話すらできないような方々にどうやったら話を聞いてもらえるか、伝えられるか
社会人として当然身に着けているべきものなのでしょうが、僕にはとても勉強になった。

スポーツ推進部に配属されてから、長いようで短かったフォーメーションラップを終え、今やっとスターティンググリットに着こうとしている。

F1では、ポールポジションを獲得した者が優勝するとは限らない。ここフジテレビでも一緒だと思う。
失敗を恐れない大胆さ、決して諦めない強い心、冷静な判断力、果てしない探究心。これがあれば、誰にも負けない、自分にしかできない“番組”を制作できると確信している。スタートポジションはいくらでも挽回できる。Never Too Late
 よし、やってやろう……。ムニャムニャ…zzz…


ん…う〜〜〜ん… あっ!! ど〜も浅野翔太郎です。 寝ぼけて変なこと言ってませんでした? 大丈夫…ですよね?笑

さてさて、今回で新入社員奮闘記もラストです! 「奮闘記最終回“涙の総集編!!」ということで、スポーツ推進部に配属されてからの一年間、何を学び、何を感じてきたかを一挙に振り返って見たいと思います!! ……っってもうスペースがあまりないって!? なんでだろう…。
まっ仕方がないので、最後に一言“やっぱり、スポーツってすげーや!!”