スポーツ新入社員奮闘記

第30回 「毛穴の開きが限界を超えた日」
2008.12.15

スポーツ局
08年度入社 浅野翔太郎

冬の澄み切った空の下、凛とした空気が張り詰める家への帰り路・・・
空を見上げると、まばらな星々が何かを訴えるかのように光を放っている。

今、見えている光は、何万年も前に星から出た光なんだよ

こんな言葉に、夢とロマンを感じ、宇宙という得体の知れない舞台に夢を抱いたあのころ・・・ど〜も 浅野翔太郎です。

柄にもないことを言ってしまいましたが、大学時代まで本気で宇宙を目指していました。

・「地球は青かった。」って言ってやる!と誓った、小学3年生。
・夜空に輝くオリオン座に想いをはせた、中学3年生。
・物理学科の宇宙放射線物理学を専攻した、大学3年生。

懐かしいです。若かったです。甘かったです・・・。
アメフトに凌駕された僕の脳みそは、研究室での生活になじめず、その機能をほぼ停止せざるを得なかったのです。
その結果、夢とロマンを宇宙に求めることをやめ、「α線によるキセノンガスシンチレーション発光量依存性」という???な卒業論文を提出し、その世界からの脱却をした次第でございます。

さてさて、今回は、先日開催された「K-1グランプリ決勝戦2008」のお話をしたいと思います。

今回、僕は現場にて勉強をさせてもらえることになり、決勝戦の舞台である“横浜アリーナ”に行って参りました!!! まぁ〜〜感動ですよ。感激です。悪魔王子“バダ・ハリ”や、番長“ジェロム・レ・バンナ”、暴君“ピーター・アーツ”といった英雄が目の前を通るわけですから(しかも試合直前の、“人間”ではなく、“戦士”となっている時に!)。
全ての毛穴が限界以上に開きました。Yes We Can!!

格闘技は今まで、後楽園ホールでのボクシング観戦しかしたことがなかったのですが、この横浜アリーナの雰囲気には圧倒されました。

後楽園ホールのボクシングも、独特のオーラが漂っていて好きですが・・・。
横浜アリーナで開催されたK-1は、想像をはるかに超えたものでした。
“K-1の全盛期はもう終わったでしょ?”って思っているそこのあなた!! 騙されたと思って会場まで、足を運んで見てください。痺れますから・・・。観客を飽きさせない演出・めまぐるしく変わる試合展開・一体となって盛り上がる観客。魔法にかかったような気分になります。

ところで、今回僕が手伝わせていただいた仕事は、招待チケットの受付・誘導、終わったあとの放送本部の撤収といったことだったのですが、その合間には、裏側をいろいろ見させていただいたりもして、とても勉強になりました。
中でも、撤収作業の早さには、度肝を抜かれました。といっても放送本部のではなく、会場のです。
イベントが終了して、30分後には、こんな風になってました↓

早いの何の・・・。
本当にひとときの夢のような一日でした・・・。

さ〜てさ〜て、こっちのネタもだいぶ少なくなってきたのですが
こんなスポーツあったんですか!?あったんです! 2008
第9回目は、パルクール 

なんじゃそりゃ?と思う名前ですが、映画に登場することも多いので目にしたことが多いマイナースポーツかもしれません。(スポーツとして認識してないかも知れませんが・・。)

パルクール・・・一言で言うと、滑らかで、ダイナミックな移動

パルクールにルールはありません。反則もありません。独創性をもって自由に飛び回るスポーツです。
とにかく・・・。
“特別な道具を使わず自らの肉体だけで障害を跳び越え、攀じ登り、またその上から飛び降りながら移動する”ということだけを追及しているです。

 ・Taxi 2 (2000年、フランス)
 ・YAMAKASI -(2001年、フランス)
 ・007 カジノ・ロワイヤル(2006年)
 ・ダイ・ハード4.0 (2007年、アメリカ)
などに出てくるので、是非見てみてください!!
勇気をもってこの世界に一歩踏み入れてみてはどうでしょう?きっと体験してみたくなりますよ〜〜 。

最後に、やっぱり、スポーツって、すげーや!!