スポーツ新入社員奮闘記

第19回 「目覚め始める向上心〜I will jump〜」
2008.9.24

スポーツ局
08年度入社 阿部博行

 どーも、『最近お前のブログ面白くないぞ、手を抜くな。』と珍友の青木君(すぽると大相撲AD)に指摘され、あわててスポーツ局新人社員ブログを読み返してみると、確かに青木の書いたブログはとても面白く太刀打ちできないと、劣等感に苛まれている阿部です。
 さて、すぽると!ADになってから約3カ月。エレベータで一緒になった先輩方によく聴かれる質問第1位は『お仕事、慣れた?』です。答えは決まって『NO!I'm not! But,I will try better!』ですが、やはり背伸びして頑張っていた分、顔が変形してきました。
 もう顔は直しようが無いので、これ以上顔面偏差値の低さで悩むのはやめにします。お父さんお母さんブスに生まれてすみません。

 冗談はさておき、ANYWAY、仕事の生活リズムには肉体的に少しだけ慣れてきました。仕事に余裕が生まれたわけではありませんが、仕事の手順を少しずつ教わり、一つの仕事にたいして無駄な動きが少なくなり、3カ月たってようやくすぽるとにおいての自分の立ち位置が理解できてきました。
 それにより、一番変化したのは精神的なものです。最初のうちは、仕事が辛く、先輩に何か仕事を振られると、なんとか早く終わらせたい。乱暴な言い方をすればやっつけてしまいたい、という気持ちがありました。先輩の指示は絶対で、指示をされると緊張感で頭がいっぱいになり、他の仕事が手に着かなかったり、その日のオンエアを乗り切る事で頭がいっぱいで明日、明後日の放送に向けて先を読んで何かを準備するという事ができませんでした。今は少しずつ先を読んで行動したり、自分の担当するニュースだけではなく先輩がどう動いているのか意識したりと視野が少しだけ広がってきました。
 その結果、早く自分も先輩方のようにかっこいいVTRを作ってみたい、もっと制限の無い自由な編集能力と企画力で視聴者をインスパイアさせられる映像をこの世に生み出したいと感じちゃったりしています。もしそれができれば天にも昇る気持ちでしょう!!!
 もちろん今はAD1年生として日々の仕事をこなすのに一杯いっぱいですが、早すぎる事は無いと思うので、先輩達からいっぱい盗んでいきたいと思います。それと同時に自分らしさや、自分にしかできないVTRって何だろうと考えながら日々成長をして行きたいと思います。でもやっぱり疲れたときには寝るしかないですよね。Aおき君!
 また、どっかの大相撲ADにつまらないと言われそうな真面目な内容になってしまいましたが、何年かの自分が振り返って1年目の秋こんな気持ちだったと振り返られるように自分の向上心を記しておきました。
 やっぱりカッコイイ映像がつくりてぇぇぇ!!

コーナー(1) 船で出社!
 先日社内で避難訓練があり、僕はなんと浦安からお台場まで船で出社しました。大地震などの緊急時に、我々報道機関をかかえる会社の社員は、例え船を使ってでも出社する必要があるとは驚きでした。
 ちなみにスポーツ局のスタッフは報道番組を支援するらしいです。そのときは頑張ります。
 ちなみちなみに、『船で出社訓練』で同期の早野さんが一緒の班でした!早野さんは事業局に配属された新人2人のうちもっともカワイイ子で(ていうかもう一人は男じゃん?)まるでモデルのような美しさです(ていうか元モデルじゃん)!!なので船で出社した40分間とっても楽しかったです!ピースピース!!

コーナー(2) ヒロユキアベの自己満 映画寸評2008!
”WANTED”
 公開されたばかりの話題作さっそく観てきました。間違いなく今年観た中で一番面白い!ブルーレイでたら買います!こんなに興奮するCG映像を久しぶりに観ました。
 しかも主人公が会社でつかえず上司に怒鳴られてばかりのだめ男で自分と重なり自然とストーリーに入れました。ハリウッドのアクション映画としては制作費80億円で低予算らしいですが、このクオリティは本当にヤバい!将来こういう物を作りたいと刺激を受けました。ハリウッド行きてええ!

”ミスティック・リバー”
 ショーン・ペン、ケヴィン・ベーコン、ティム・ロビンス超豪華競演のクリント・イーストウッド監督作品。登場人物の一つの仕草どれをとっても渋く、まねしたくなります。なかでもショーンペンの存在感は極上で、本当に男惚れしてしまいますね。

 では、また。