スポーツ新入社員奮闘記

第11回 「2つの質問」
2008.7.28

スポーツ局
08年度入社 青木僚平

隅田川花火
 子供の頃から、見ないことなど有り得なかった隅田川の花火を見逃し、改めて社会人になってしまった事を痛感した青木です。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
 僕のいないのを良いことに、我が妹は7月26日、クーラーのきいた僕の部屋で、お菓子を食べてドラマ『ROOKIES(他局!)』を見ながら、隅田川の花火を堪能しやがっていたそうです。誠に遺憾な限りです。べらんめぇ!と。暇ならちゃんと浴衣着て外で見ろ!と。全く粋じゃない妹が若干心配でもある兄ちゃんです。

 さて、テレビ局で働いてるなんて言うと必ず友達から言われることは
 (1)「芸能人に会えるの?」
 (2)「女子アナと合コンしよう!」
 この二つの質問が全体の約8割です。

 気持ちは凄く分かります。僕も逆の立場ならそう言うでしょう。今回は(1)のお話ですが、まず、スポーツ局新人の僕が、芸能人と会うことはまず滅多にありません。タレントクローク(いわゆる楽屋)の前をウロウロしていれば色んな方とお会いできると思うのですが、完全不審者なんで遠慮してます。

 しかしついに!これはまぁ、MEET THE芸能人の体験とは言わないのですが、先週1週間でスポーツ局員らしい、シブいお二方の取材に同行させていただきました☆

Person(1) 星野仙一 北京五輪野球日本代表監督
 去る7月17日、北京五輪の日本代表選手が正式に発表され、その直後のフジテレビの企画である、古田敦也さん(フジテレビ系北京五輪スペシャルキャスター)と星野監督の対談に立ち会わせていただきました。小学校にいる時分、ナイターばかり見ていて中日時代の鬼軍曹のような星野監督のイメージが強かったのですが、実際にお会いした監督は、もう始めからニコニコ&饒舌!
 この日、悩み続けた北京へのメンバー選考が終わったと言うことで、非常にトークも弾み、「五輪前にそこまで戦略話しちゃマズくないか?」と思うほどのトーク内容でした。この対談は先日の22日に放送されたのですが、皆さんごらんになりましたか?細かい話ですが、対談に使われていたフリップ等は、僕が発注&用意をしました。補助的な仕事であるにせよ、ようやくADらしい最低限の仕事が出来たと、何か感慨深いものがありました。

Person(2) 植田辰哉 北京五輪男子バレーボール監督
 さて、コレはもうほんと3日前くらいの話です。
 まず植田監督、ベリートールです。フジテレビの玄関に着いたときから、周りの人間とは、アメリカと日本のマックのドリンクくらいの差があります。元バレーボール選手なので当たり前と言えば当たり前なのですが、実際お会いすると圧倒されます。何か、僕とは根本的に人種が違うような、そんな錯覚を起こしました。
 植田監督は、星野監督の時と違い、僕の抱いていたイメージそのままの方でした。熱い心、自分に厳しい姿勢、面白いトーク…
 話の内容は、放送がまだなのでお伝えすることは出来ませんが、植田辰哉という人物がどういう人なのかが分かる、非常に面白いVTRが出来上がるはずです。放送日は7月29日!お見逃しなく!
 このお二方の取材は写真も含めて紹介したかったのですが、権利などの関係により載せることがNGのようです。ごめんなさい。

 さて、写真といえばこの写真…

 またスタジオかよ、しかも態度でけぇな、と思った皆さん、ハズレです。こちらは、フジテレビ名物、球体展望台の中に設置された模擬スタジオ!
 そう!今年の冒険王ではすぽると!が球体展望台をジャックしております。なんだ宣伝かよ、と思った方、まぁそう言わずに読んで下さいよ☆今年はオリンピックイヤーということで、各競技の世界記録などが体感できるようになっているのですが、その中でも一番カオスだったのがこちら!

 これ、棒高跳びの世界記録(あのブブカの記録!)の高さだそうです。すぽるとクンが宙を舞っております。こうして引いて見るとまだ分かるのですが、実際かなりの高さなので、僕は最初全く気付かず、4度目の展望室来訪でやっと気付くことができました。さすがブブカ、ワールドクラスです。言葉通り、想像の遥か上を行っております。お客さんの4割近くはブブカに気付かないで素通りしていると推測されますが、今後冒険王に行かれるお客様は是非彼の勇士を見上げてあげて下さいね☆
ついに仕事場にまで持ち込んだ阿部のメタルギア

 さぁ、北京五輪まで残すところあと11日!入社していきなりのビッグイベント!果たして新人の3人は無事に夏を乗り切ることが出来るのか!?そして青木は冒頭の(2)を題材としたブログを書くことが出来るのか!?乞うご期待☆

 それでは。