スポーツ新入社員奮闘記

第4回 「ジャンクSPORTS〜理想の収録のカタチ〜」
2008.6.10

スポーツ局
08年度入社 阿部博行

 4月からフジテレビの各局で様々な番組の収録を見学させていただきましたが、「もっとこうすれば良いのに」とか、「自分でつくるならこうやるな」と思っていたカタチを具現化したのが、まさに「ジャンクSPORTS」の収録スタイルでした。

 テレビ番組の収録と聞くとワンシーン、ワンシーケンスの撮影にとても時間と労力(人手)がかかるわりに、オンエアされるのはごく一部。現場にいる人は待ち時間や準備、リハーサルが多く、とにかく大変というのが僕のイメージでした。

 そのため「ジャンクSPORTS」を2本合わせて3時間弱で撮り終えてしまう早業収録には、新人3人とも驚愕でした。スタジオ内でのセットの組立やリハーサル、撤収もふくめてもほとんど一日で終わってしまうのはとても効率が良いとまだ素人ながら感じました。

 また内容面でも、出演者の皆さんのナイスキャラと浜田さんのコラボで生まれる台本に載ってないアドリブやハプニングがより番組を盛り上げます。おそらくテンポのよい収録がアスリートの変な緊張感をなくしカメラが回ってるのを忘れてトークに熱中させてくれているのでしょうか?そして収録に向け懸命に準備するスタッフの方々の努力のおかげでしょう!お疲れさまです。

 この「ジャンクSPORTS」をはじめスポーツ局の中継番組とスポルトと学ぶべきことがたくさんありますが今後しっかり技や段取りを一つずつ自分のものにしていけるよう頑張りたいと強く思いました。

コーナー(1) ヒロユキ・アベのアイアムTVウォッチャー2008!

 今週もやってまいりました“アイアム〜2008”。
 このコーナーでは最終的に世界のメディア王をめざすため、日々TVチェックを欠かさないわたくしアベが、気になった番組をするコーナーです。ちなみになかなか家でじっくりテレビを見る時間がないので今は通勤中にPSPに番組を転送して見てます!すごい時代がやってきましたよね!

 今回色々考えさせられた番組は、日本テレビで6月2日放送の「中田英寿 僕が見た、この地球。旅、ときどきサッカー」です。中学高校と僕は日曜深夜のセリエAの中継とセリエAダイジェストを楽しみに生きてきました。言うまでもなく、中田は僕の青春時代と思春期のHEROなんです。そんな中田から引退&旅宣言がとびでた時、泣きまくりでした。あれから2年、現役から離れることで中田はサッカーを一時期より好きになっているのでは?と番組を観ていて感じました。同時にサッカーで名声を得た自分だからこそ出来ることがあると、高いモチベーションでチャリティをやっているんだと素直に伝わりました。そう伝わる番組を作ったスタッフーにリスペクトです。

 世界的な選手になってしまい、逆に孤独になってしまったイメージがある中田が、今自分の名声や嫌いだったメディアを利用して地球規模でエコや貧困問題を呼びかける…世界を旅したからこそのACTIONはどこか新鮮で、その強い中田の視線に再び心躍る僕でした。ちなみに、チャリティマッチのインタビューで体がついてこずフィジカル的にはまだまだこれからです。と話していました…

 まさかのまさかを期待させるこのコメント…深いです!!

 コーナー(2) 映画寸評(仮題)
 今週観た映画リストを記しておきます。
  “最高の人生の見つけ方”
    年とってからまた観たい
    ジャックニコルソン最高!
  “チャーリーウィルソンズウォー”
    トムハンクス主演の実話に基づく戦争モノ
    史実を知らないと楽しみ半減かな
  “カポーティ”
    この映画でアカデミーを獲得したホフマンの演技は確かに一見の価値あり!
    とてもじゃないけどMI:3の敵役と同じ俳優が演じてる思えない!

 次回予告 “EURO2008”
 ついに7日にスイスで開幕したユーロ!時を同じくして、まるで狙ったかのごとく阿部家にWOWWOWが来襲しました!!全試合チェックして自分流のユーロの楽しみ方を同期の青木(サッカー好き)をさしおいてブログりたいと思ってます。。

 では、また