第37回 現代社会とスポーツ
2008.3.11 スポーツ局スポーツ制作センター・ニュース制作部
07年度入社 黒崎 遼 現代に大きな影響を促らしているもの。その1つがインターネットです。確かに自分の好きなコトやモノの情報をすぐに得られる優れものです。しかし、裏を返せば個々が自分の興味にしか食いつかないことになります。社会全体として趣味や興味がバラバラになっている時代でもあると言えるのではないでしょうか。そんな時代だからこそスポーツが出来る社会貢献とは?自分のスポーツ人生を振り返ると仲間との思い出ばかり。また野球から学んだ1番のことは仲間と力を合わせる重要性です。 部員が80人いれば、80人に自分の役割があります。もちろんチームの目標を達成する為に。個々が役割を果たした組織というのは強い組織です。逆に言えば皆で同じ目標があるからこそ、まとまることが出来ます。これは「個」の世界に入りこむインターネットでは経験できない貴重な体験。 部活という極端な例を出しましたが、これは草野球でもママさんバレーでも一緒のこと。皆でスポーツをただただ楽しむのも素晴らしいですし、スポーツを通して一生の仲間を作ることも大切なこと。学校へ行き「昨日のお前のプレーは良かったな」なんていう会話が生まれれば最高ですし、大人になった時の同窓会で小学校時代のスポーツ話に花が咲くなんていうのも素晴らしいことです。つまりスポーツは「人と人との繋がりを促進するもの」なのです。 今後更に、IT化が進み、個々の趣味が尊重される時代となるでしょう。もちろん悪いことではありません。でも他人から学ぶことは多いですし、他人と力を合わせるのも大切なこと。また皆で同じことに取り組み楽しさを共有するのも素晴らしいこと。高齢化と言われる中でゲートボールがどれだけ社会に貢献しているか?多くの高齢者がゲートボールに生きがいを感じていることを考えれば、答えは一目瞭然。 何もスポーツに限ったことではありません。皆で楽しむ、協力するというのはこれからの時代で必要とされます。多くの人にそのような経験をいてもらいいと思います。自分も国民が「スポーツやってみようかな」と思えるくらい臨場感あふれるニュースを作りたいと思います。 → ページのトップへ
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