ある大腸がんの報告-1

(図1&2。クリックして図を大きくしてください。)

 ステージ3aの大腸がんの一例として、私の罹患した大腸がんの、2000年に発見されてから2008年春までの経緯を報告する。(本ブログでは少しずつに分けて示します。)

原因
 多量なアルコール(酒)の継続的な摂取が最も可能性のある原因である。

発見の経緯(図1参照。)
①2000年における大腸がんの発見は下血の自覚症状による。1999年人間ドッグで潜血反応はなかった。2000年の人間ドッグ検査が自覚症状とほとんど同時期にあり、潜血反応があった。
②2004年、左肺腫瘍(2個)は定期的検査(約半年間隔)におけるCTにより明瞭に確認された。
③2005年、右肺腫瘍(多数)は定期的検査(約半年間隔)におけるCTにより明瞭に確認された。
④骨腫瘍は、痛みという自覚症状はすでに認識していたが、その正式同定は20008年1月の骨シンチによる。
⑤肝腫瘍は、定期的CT検査(2~3ヵ月間隔)により発見された。
⑥脳腫瘍は、自覚症状(せん妄)の後、MRIにより明確に同定された。 

治療の経緯と副作用(図2参照。)
 手術および化学療法がいわゆる標準治療によって行われた。
 2008年4月に入ってペプチドワクチン療法の臨床研究に参加しようとしたが脳腫瘍の悪化度が研究の仕様を外れているため不参加となった。
 副作用に関して、2007年4月の間質性肺炎は重篤であった。

 (続)

by fewmoremonths | 2008-06-11 08:33 | 大腸ガン治療経過


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