第10回 夏は甲子園!!
2007.8.28 スポーツ局スポーツ制作センター・ニュース制作部
07年度入社 黒崎 遼 佐賀北の劇的な優勝で幕を閉じた第89回全国高校野球選手権大会。一年365日のほとんどをきつい練習に費やしてきた球児達にとって、甲子園とは今までの成果を発表する夢の舞台。毎年、本当に感動させられます。高校時代は甲子園に出場することが出来なかった僕にとって甲子園は未だに憧れの場所。大学4年間は部活で野球を見に行く暇などありませんでした。入社前に選抜は見に行ったものの夏の甲子園を見に行くことは悲願。そんな僕に女神が微笑んでくれたのでしょうか? 勤務表を見ると8月14日、15日と2連休! しかも15日には注目の佐藤投手がいる仙台育英と優勝候補の呼び声高い帝京の試合があるではないですか! 14日の午後。何の迷いなく新幹線に乗っていました。中学2年生以来の夏の甲子園。久しぶりにウキウキしましたね! 15日はいよいよ甲子園へ突入です。梅田駅では「ただ今、甲子園球場は満員で入場することが出来ません」のアナウンス。高校野球は人気があるのだなと感心しつつも不安いっぱいで甲子園へ。駅から甲子園に行くまでの道のりは、最初に甲子園へ来たことを実感させてくれるポイント。その日に登場する高校の応援団がたくさんいて非常におもしろいのです!全国津々浦々から来ているだけあって本当に各高校の「味」が出ています。あまり出場しない公立校だと、まるでお祭りのように老若男女関係無しに人がいます。仙台育英や帝京のような甲子園常連校の場合は若い女の子のファンがたくさんいます。 甲子園観戦で感じたことはスポーツを生で見る素晴らしさ! 帝京高校の背番号18番の蜂谷選手は僕が予選から注目していた選手。その理由は試合に出場こそしていないものの常にベンチを引っ張るリーダーシップ。守備から帰る選手に真っ先に声を掛け、攻撃前のミーティングでも積極的に発言しているのがわかります。予選を見た時から、立派だなと思っていましたが甲子園でも健在でした。こういうことは生で見ないとわかりません!野球は9人でやっているわけではない!「全員野球」の意味を彼は教えてくれます。他にも球場の雰囲気を感じたり、応援を楽しめたり、アルプスで見るとクラスメートの掛け声で「この選手は人気者だ」とかがわかって楽しいものです。そして、何より選手の頑張りを見ると自分も頑張ろうと素直に思えます! 本当に楽しく色々なことを感じ取れる甲子園観戦でした。是非、皆様も高校野球に限らず生でスポーツ観戦をしてみて下さい。おもしろいですよ!そして夜は「すぽると!」を見て寝てください。では! → ページのトップへ
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