スポーツ新入社員奮闘記

第4回 スポーツの魅力
2007.7.17

スポーツ局スポーツ制作センター・ニュース制作部
07年度入社 黒崎 遼

こんにちは。先週の山田(通称:山圭)の日記で少し紹介された黒崎遼です。
あの日記を読むと、余り近づきたくない人のように思われますが、そんなことはありません。確かに臭いを嗅ぐ時はありますが、時々ですよ。ちょっと「どんなものかな〜?」なんて気になる時があるくらいで・・・。(笑) 今は臭いよりも仕事を覚えるのに必死な毎日を送っています。そんな黒崎ですが、現在は山圭と同じスポーツ制作センター・ニュース制作部に配属になり「すぽると!」の製作現場で働く毎日です。多くの同期が一人で現場に行く中、山圭がいるのはなんだかんだ言って嬉しいです。ただ弁当を僕が勝手に食べるとマジギレしたり、大きい体のわりに、小さいことをやたら気にするナイーブぶりには少々疲れる時も。(笑) 今までの日記を読み返すと違う部署に行った門脇(通称:ワッキー)だけ、まともな人間のようですが彼も見た目ほどマジメではないので騙されないで下さい。(笑)
 「すぽると!」で働き始めて約3週間。先週の山圭の日記にあるように、まだまだ流れや雑務を学ぶことが中心で、完全な戦力外というのが現状。少しでも早く戦力になることが最初の目標です。目標という言葉で思い出される発言があります。
「かなわないのが夢。僕はずっと、ここで投げられることを信じて、目標にしてやってきた。だから今、ここにいるのだと思います」。松坂大輔投手のレッドソックス入団会見の言葉です。こりゃ凄いことを言うな〜なんて思いました。野球を一生懸命やってきたからこそ、こう思えるのでしょう。 何が言いたいか?それはスポーツとは人間を成長させる1つのツールであるということです。松坂投手に対して、成長したなんて偉そうなことは言えませんが、自分自身の経験でもスポーツから学んだことは非常に多いです。
大学時代のユニフォーム
 自分とは性格的に合わない人となるべく多く接する。そういう人こそ自分にはない特長や考え方があるので新たな自分を発見させてくれる。というのは、スポーツを通じて私が学んだことです。もちろん野球をプレーする時だけでなく遊びや仕事でも活かされることだと思います。体育会系なんて言ってもプロとなって金を稼げる人は一握り。では、なぜ学生時代に遊ぶ時間を割いてスポーツに熱中するのか?それは自分を成長させてくれることの他ありません。スポーツから学ぶことは10人いれば10通りです。ワッキーも山圭も体育会出身者。彼らがスポーツで培ったことを吸収することも大切な仕事。ただ誤解してほしくないのはスポーツだけが人間を成長させる素材では無いということ。例えば松坂投手が野球ではなくピアニストとして日本一であったら?また違う名言が出ていたかもしれません。確実に言えることは一生懸命、何かに取り組んだ人は技術的だけではなく、人間的にも一流であるということです。技術で一流になるのには才能が必要ですが人間として一流になるには才能はいりません。一流な人間になるための1つにスポーツをプレーするという行為があるのでしょう。もちろん「見る」「楽しむ」「分析する」などの魅力もたくさんありますが。
兄弟のスポーツグッズ。黒が陸上。白がバスケットボール。
 仕事とはあまり関係の無い文でしたがスポーツ局に配属された私がスポーツを通して思うことを書いてみました。とにかく今は仕事を一生懸命する!そうすることで社員としても人間としても未熟な自分を大きくしていきたいと思います。そういえば我が家には兄と弟がいます。兄は陸上を大学までやっており、弟はバスケットボールを現役でやっているので、家でも彼らの話を聞いて多くのことを吸収したいと思います。ただ実家暮らしなのに「すぽると!」で働き始めてから、兄弟に会ったのは数分。確かに帰宅が明け方で起床がお昼前という生活では厳しいですね。では!