ステージ4大腸癌患者さんへの通信―2、正岡子規のコトバ

 (我が家のクレマチス。5月9日撮影。)

 ステージ4大腸癌患者のAさん。ご機嫌いかがですか。

 今日は、時々訪問するブログに感動したので、ここに引用したいと思います。

 「よこはま若者サポートステーションへようこそ」がそのサイトです。

 この組織のプロフィールを見ると、「15歳~34歳までの就労支援施設です。個別相談を中心としながら、一人ひとりの「働くまでの道のり」を一緒に考えます。多くの機関や団体(人)との関わりの中で皆さんが社会の中で自分らしく生きていけるよう私たちは皆さんの活動を応援しています。」とあります。がん患者とはまったく関係がありません。

 5月10日の記述です。多分若いスタッフが、正岡子規のこの一言に感動したのでしょう。僭越な感想ですが、文豪が、まさに私が努力して到達したいと思っている人生の終末を至言で表してくれています。

 ブログのその部分をコピーします。

さてさて、今日は正岡子規の言葉を紹介しようと思い、ブログを書きました。
正岡子規、ご存知ですか?
明治時代の文学者ですが、病気がちなこともあり、書いている文章も多くが病との闘いを通したものが多いのですが、心に残った文章がありましたのでご紹介させていただきます。

とても有名な言葉のようですが、私は知りませんでした。彼の『病牀六尺』 からの一節です。

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悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、
悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きている事であつた。
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更なるコメントは必要ないと思います。

by fewmoremonths | 2008-05-27 13:54 | 人生


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