スポーツ新入社員奮闘記

「2007年度新入社員奮闘記」
2007.6.26


 去年10月からスタートさせた「新入社員奮闘記」は、4月から安藤太郎と釣真紀子が2年目となり一時中断していました。奮闘している様子を読んで頂けたでしょうか? 二人とも苦闘しながらも「奮闘記」を書くことで、自らの成長を実感していきました。

 6月に今年入社した男3人の新入社員がスポーツ局に配属されました。そこで、2007年度版「新入社員奮闘記」を再開します。

ニュース制作部:山田 圭祐、黒崎 遼
業務推進部  :門脇 寛至

 この3人の奮闘から成長まで、今年も応援して頂きますようよろしくお願いします。

2007年6月21日
編集長

第1回 よろしくお願いします
スポーツ局スポーツ業務推進部
07年度入社 門脇寛至
 はじめまして、この6月にスポーツ局に配属されました門脇寛至です。プロレスファンの方によく「お父さん、猪木さんのファンなの?」と聞かれることもあるのですが、残念ながら寛至(カンジ)ではなく寛至(ヒロシ)です。よろしくお願いします!!
 大学ではソフトボールをしていました。「ちょっと待って、ソフトボールって男子もやってるの?」と思われた方も多いのでは。はい、もちろんあります。オリンピックでは女子しか正式種目ではありませんが(しかももうすぐオリンピックからはずされますが・・・)、男子もきちんとウィンドミル(腕をグルグル回して投げる)のソフトボール、あります。是非この機会に、頭の片隅で覚えておいてください。一般にソフトボールって野球のミニチュア版というイメージが先行しているように思えます。そんなソフトボールのおもしろさと言えば、ソフトボール独特の「ライズボール」、野球とは比べ物にならないほどのスピード感などなど、あげだしたらキリがありません。こんな風に今後も色んなスポーツのおもしろさを知り、伝えていきたいです。

 体育会に所属していたと聞くと、ガタイのいいムサムサした男、というイメージかもしれません。確かに、他の二人の新入社員はそうですが、僕自身は全くの正反対の人間です。いつも、体格は痩せ気味(痩せすぎ?)で華奢というイメージしか持ってもらえません。ただ、それでも一応体育会でやってきたので意外としっかりした体格だったり・・・と言いたいところなのですが、研修中に早速風邪でダウンしてしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました・・・すみません。

 希望していたスポーツ局に配属されたからには、今後、ソフトボールのようなマイナーなスポーツから野球のようなメジャーなスポーツまで、様々なスポーツをもっと色んな人に知ってもらい、とくに子どもたちが実際にそのスポーツにチャレンジしたいと思えるように、スポーツを刺激的かつ魅力的に伝えれるよう、頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。


第1回 スポーツクラブ
スポーツ局スポーツ制作センター・ニュース制作部
07年度入社 山田圭祐
 はじめまして。スポーツ局に今年度配属されました、山田圭祐(やまだけいすけ)です。今年は、スポーツ局に、むさくるしい男子のみ、3人も配属されてしまい、男性先輩社員の方々は、さぞガッカリされたことと思います。しかも、自分は3人の中で、1番むさくるしい「顔」と「体」をしています。申し訳ありません。生まれたときは、本当にかわいらしい子だったらしいのですが、成長するにつれ、残念な方向へまっしぐら。今にいたります・・・。
 似ていると言われる芸能人・有名人は、ジャガー横田さん、鈴木みのるさん、クッキングパパさん、バズライトイヤーさん(TOY STORY)などなど。  同局に配属された同期は、門脇寛至(通称:ワッキー)と、黒崎遼(通称:毛穴)の2人です。2人とも、真面目で素晴らしい若者です。もちろん自分もです。でも、黒崎君はたまに空気を読まず脱ぎはじめます。もちろん自分もです。
 3人とも、学生時代は体育会に所属していたので、スポーツに対する理解は多少心得ています。しかし、実際自分がプレーするのと、これから仕事としてスポーツに関わることは、チームワーク以外の要素はまったく別物だと思います。仕事としてスポーツと向き合う楽しさ、厳しさ、また、番組の作り方など、様々な要素を、先輩方から盗み、吸収し、自分自身を成長させながら精一杯頑張ります。
 真面目なコラムは、同期の2人に任せて、自分はもともとバラエティー志望だったこともあり、ネタが尽きるまで、実際に経験した「すべらない話」をコーナーとして書こうと思います。すべった時は、自分の肩をそっと叩いてあげてください。

第一話:スポーツクラブ
 自分の家の近くに、健康保険センターというスポーツ施設があります。そこには、トレーニング機材を囲んだ円状のランニングコースがあるんです。僕がそのコースをウォーミングアップがわりに走っていると、前方に、アリンコ並みのスピードで走っている?歩いている?感じの紫色の髪をしたおばあさんがいました。最初は気にならなかったのですが、何度も何度も追い抜いていくうちに、「はやいねぇぇ~」「若いってイイねぇぇ~」など声を出しはじめたので、だんだんイライラしてきた自分は、気分を変えるためにコースを反対回りに走ることにしました。
 反対向きで走り始め、紫おばあさんと初めて正面からすれ違うその時、自分はあまりのショックに立ち止まってしまいました。そのわけは、アリンコ並みのスピードで、コースを回っている紫おばあさんのTシャツの前面にこうプリントしてあったのです!

『韋駄天!!』

 ゆっくり遠ざかっていく、紫おばあさんの背中を見つめながら、僕はこうつぶやきました・・・

『アグレッシブー・・・』

完!!

 これからスポーツ局の一員として頑張っていきますのでよろしくお願いします。好きな芸能人は「田中美保さん」です。
 最後に、やっぱり、スポーツってすげーや。


第1回 今までの人生、そして。
スポーツ局スポーツ制作センター・ニュース制作部
07年度入社 黒崎 遼
 はじめまして。今年、スポーツ局に配属された新入社員の黒崎遼です。同期全員が期待と不安を胸にむかえた6月1日の配属発表の日。
「黒崎遼、スポーツ局付けとする」
 入社試験の時からずっと希望していたスポーツ局への配属が決まった瞬間でした。早いもので、あれから3週間近くが経過。未だにメディアタワー(社屋の観覧車側)のスポーツ局がある階に行くと緊張してしまうくらい右も左もわからない状態ですが、スポーツ局新人の証でもある新入社員奮闘記を書かせて頂くことになりました。
 内定を頂いて、入社するまで先輩の安藤さんと釣さんの日記を読んでいた私が今、こうして日記を書いているとスポーツ局に配属されたという実感と喜びと、少しの大変さが湧いてきます。もうお気づきかもしれませんが、私は文章能力が非常に乏しいです。時に苛立ちさえ覚える時もあると思いますが1年間どうぞよろしくお願い致します。

 今までの人生を振り返ると、野球と共に育った22年間でした。小学校1年で野球を始め大学でも体育会硬式野球部に入部。結局、卒業まで続けてしまうくらいハマっていました。そんな私には現在、悩みがあります(決して深刻なものではありませんが)。それは自分が「野球にしか没頭してこなかった人」、否「何もない人」ではないかと。自慢ではないのですが、「何も考えてなさそうだね〜」と言われることは日常茶飯事。  悔しいことにスポーツ局に配属された自分以外の2人は優れた才能を持っていたりします。門脇はなんと言っても頭が良いのです。ただ勉強ができるとかではなく頭の回転が早い! 最も知的な臭いがする男です。山田は「ジャンクSPORTS」を志望しているだけあっておもしろい! 決して知的な臭いはしませんが、人を笑わせる力は凄いな〜と思うのです。では黒崎は?
 中学の時には野球と並行して陸上部にも入って区で優勝したり、大学では体育会本部という組織で、キャンプや親睦会などのイベントの主催や運動施設の管理も行ってきました。スポーツ観戦では野球や陸上以外にもバレーボール、チアリーディング、アメリカンフットボール、ラグビー、ラクロス、サッカーなど多くを見てきました。
 スポーツは団体競技でも個人競技でも多くの人が「支えあって」成り立つものだと思います。そんなスポーツが私は大好きで、この気持ちは誰にも負けないと自負しています。またスポーツから学んだ「支え合い」というのは仕事でも同じでしょう。中日ドラゴンズの川相昌弘選手のような「いぶし銀」として頑張りたいと思います!
 まだまだ未熟者ですが特長を生かしつつ、スポーツだけでなく色々なものを学び、「野球にしか没頭してこなかった人」、「何もない人」から脱却していこうと思います。来年の最後の親入社員奮闘記を書いた時に「成長したなぁ〜」と思って頂ければ嬉しいです!同時に文章能力も向上させたいと思います!よろしくお願いいたします。