NHK香川県のニュース　高松放送局

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教員がバイトで懲戒処分

丸亀市内の小学校で臨時の養護助教諭として働いていた女性の教員が、弁当店でアルバイトとして働いていたことがわかり、県教育委員会はこの教員を３１日付けで戒告の懲戒処分にしました。
教員は辞職願を出して退職しています。
処分をうけたのは、丸亀市の市立小学校で臨時の養護助教諭として働いていた４７歳の女性教員です。県教育委員会によりますと、この教員は、ことし４月から８月にかけて、三木町とさぬき市にある弁当店で平日の勤務が終わった後と休日にアルバイトとして働き、報酬を得ていた地方公務員法違反にあたるとしています。
ことし６月、県教育委員会あてに「先生がアルバイトをしている」という匿名の電話が寄せられ、小学校の校長が教員に確認したところ、「６月以降はしていない」などと話したことから、口頭で厳重注意としていました。
しかし、８月になって再び「まだアルバイトをしている」という匿名の電話が寄せられたことから、県教育委員会が本人から話を聞いたところ、６月に答えたことは嘘で、その後も働いていたことを認めたため、３１日付けで戒告の懲戒処分としました。
また、教員からは辞職願が出され、県教育委員会は、３１日付けで受理しました。
県教育委員会によりますと、教員は４年前から弁当店で働きはじめ、その間にも県内の２つの高校で臨時で働いていたということです。県教育委員会は、「各市町の教育委員会に確認を徹底するよう文書で指導したほか、今後も校長を集めて注意するなどして、再発防止に努めたい」としています。

08月31日　19時42分

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