(2007年12月28日撮影。クリックすると大きくなります。) (2007年12月28日撮影。下を向いた紫色の唇型花弁が見えます。クリックすると大きくなります。) 我が家の庭に咲く花々第7弾です。リナリアは、キンセンカや前回紹介したプリムラ・ポリアンナとともに冬に咲いてくれます。 上の写真は昨年12月28日の撮影です。2月3日の大雪にもめげず、今でも可憐に咲いています。 花は、妻の好む唇型花冠で、下を向いているところがちょっと恥らっているようで、かわいいものです。 リナリアやプリムラ・ポリアンナはどのように受粉をしているのでしょうか。冬だと昆虫もいません。花の形から風媒花でもなさそうです。 間違っているかもしれませんが、簡単な理屈を思いつきました。これらの花はいわゆる園芸品種で、人間が売れる商品になるように品種改良を加えたものです。無理やり冬にも咲くようにした品種なのでしょう。 これらの花の種子は、園芸家が温室の中で育てた特別な株から取るのだと思います。だから、我が家の庭にあるリナリアは子孫を作ることなど考える必要がないのです。人間がみんなやってくれるのです。家畜と同じように、園芸花卉は人間と共生しているのではないでしょうか。 ここからはまったくの夢想です。リナリアは、もしかしたら、園芸家が好むように、交配の時に遺伝子組み換えを制御しているのではないだろうか。そのほうが、野生で暮らすよりずっと固体数を増やせるではないか。 リナリアのしたたかな戦略があるかのかもしれませんよ。 by FewMoreMonths | 2008-02-07 09:43 | 我が家の庭に咲く花
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