(12007年12月28日撮影。クリックすると大きくなります。) 暖冬の今年の冬、今でもブルーサルビアが咲いています。花の形を調べたいと思い、マクロレンズでアップにしてみました。 花の形は「唇型花冠」というらしいです。進化の過程でこのような形になったのでしょうが、何らかの利点があるのでしょう。確かに、花の大きさに合った昆虫が中に入って蜜を吸いやすくできていますし、そのときに花粉が確実に昆虫につくような形状になっています。 唇型花冠はポピュラーですね。我が家の庭でも季節ごとに必ず見つけることのできる花です。もっとも、これは妻が草花を選ぶときにバイアスがかかっているためらしく、遠目から見て棒状にグチャグチャ咲く花を無意識に選んでいるようです。 昆虫の大きさが千差万別なのには驚きます。数ミリの唇型花冠から1センチの大きさのものまで、必ず適当な大きさの昆虫が寄ってきます。ただし、私は昆虫やゴキブリやクモは文字に書くのでさえ嫌いなので、昆虫はなるべく見ないようにしていますが。 花の色に注目してください。6月に撮った写真と比べると、色が濃いことがわかります。バラなどもそうですが、寒い季節に咲く花は色が濃くなりますね。なぜだかよくわかりませんが。どうも科学者くずれは、すぐ「なぜ」という質問を発してしまい、素直に美しさを楽しめないのが難点です。 by FewMoreMonths | 2008-01-13 11:11 | 我が家の庭に咲く花
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