「ガスト」赤痢菌検出問題 山形県内の4店舗と宮城県の工場が営業停止処分に
外食大手「すかいらーく」の系列店「ガスト」で食事をした14人から赤痢菌が検出された問題で、山形県内の4店舗と、店に食材を納入していた宮城県の工場が31日、営業停止処分となった。
この問題は、宮城・大河原町のガストの店舗で食事をした20代の女性が、下痢や発熱などの症状で「細菌性赤痢」と診断されたほか、山形県など近隣3県で「細菌性赤痢」と診断された13人も、ガストで食事をしたことが明らかになったもの。
14人が食事をした店舗は、いずれも宮城・大衡村の工場から食材の提供を受けていたことから、宮城県は、この工場を31日から3日間の営業停止処分としたほか、山形県は、県内の4店舗を営業停止処分とした。
一方、すかいらーくは、客が共通して食べたとみられる漬物が原因の可能性が高いとしており、同じ工場から食材の供給を受けている北海道や東北、北関東の一部、あわせて120店舗で、安全確認が終了するまで営業を自粛する措置をとった。
(08/31 21:11 仙台放送)