今日は文化の日、肌寒い曇り空ですが、妻に尻を叩かれて散歩に出かけました。今日は町の文化祭ということで、生涯学習センターで近所の方の絵が出展されていました。絵画や書を鑑賞しながら約２時間の散歩を（息を切らして）楽しんで自宅に帰ってきたところです。

　さて、ブログ開始３か月を記念して、ブログタイトルを「Ａ　Ｆｅｗ　Ｍｏｒｅ　Ｍｏｎｔｈｓ」から「Ｓｅｃｏｎｄ　
Ｔｈｒｅｅ－Ｍｏｎｔｈｓ」に変更しました。

　　ブログを始めた目的は、離れて生活している子供たちや、私の兄弟、知人たちに近況を知らせること、そして、ブログはつれづれなるままに書き残しておきたいことを貯めておくのに便利な手段だなと考えたこと、の２点があったからです。近況報告以外は、まだまだ乱雑な書きぶりですが、知人や子供たちにまとめてもらえればありがたいと思っています。また、これらの記事が子供や兄弟や知人以外に興味を持たれるのなら、それは私の望外の喜びとするところです。

　ブログを始めた８月初めは、４月に患った間質性肺炎の影響が残っていて酸素吸入が必要な時期でした。３か月後の今は、疲れた時以外酸素を吸うこともなく、携帯酸素ボンベをゴロゴロ引いて歩くこともなくなりました。健康状態は３か月前よりも良くなっているかもしれません。

　先日、友人のがん対策の大御所にお目にかかった時、「痩せましたね」といわれて、やっぱりそうか、と思いました。８月ころと比べると、たぶん５キロは痩せたかな、というのが実感です。体重を測ればよいのですが気が乗らなくて。
　がん対策の大御所には、１０月８日のブログ「『大腸がん患者』にとって欲しいデータは何か」に書いたことを説明してきました。患者さんにデータ提供をお願いすること、提供して下さったデータをデータベースに構築すること、そして優れた検索エンジンの開発の必要性など、私見を述べてきました。

　８月頃と比べて少し変わったのは２点です。まず、スティックをついて歩くようになったこと。別段足が悪いわけではありませんが、立ちくらみがひどいので、いざという時のつっかい棒としてスティックを使っています。人様には元気に見えるのでしょうか。電車の中では、仕事帰りに山に行く人と間違えられているようで、席を譲ってもらったことはありません。うれしいことです。

　もう一つ変わったのは気力でしょうか。やはり「精神は肉体に宿る」らしく、肉体の衰えとともに外出がだんだん億劫になってきました。
　肉体の衰えは、抗がん剤の毒による影響がやはり一番ひどいと思いますが、がん自体の影響が少しずつ出てきているかな、と感じるこの頃です。
　今は第２コースの抗がん剤注射が終わって２回の注射休息期間に入っていますが、体力の回復スピードが前回と比べて明らかに遅れています。また、注射が休みになると、咳が思いだしたように始まりひどくなっていきます。１１月１２日から第３コースの注射が始まりますので、体力・気力を回復しておかなければなりません。

　しかしこのまま気力の衰えが進行するのは困りますから、大学の体育会時代に培った「気合いを入れ、腹に力を込める」ことを意識して生活しなければなりません。

　　直近の目標は、あと３か月、来年の２月初旬まで現状維持に努力することです。