奥飛騨、仕事場近くの山歩き、木々の名前、その6
 昨日で「ハーバード・早・慶・東大などのインターネットデータ」のシリーズの記述を終えました。今まで時間がなくて調べられなかった情報を不完全ながら手に入れ、ある程度大学の現状を理解できたのは収穫でした。

 一昨日の10月15日に抗ガン剤アバスチンと5FUの注射を行いました。1週間休息を取った後なので、副作用はだいぶ軽減されています。明日は法人の方に仕事に行けそうです。

 現役の皆さんには申し訳ないのですが、今日はゆっくりと本やCNN.comやNewsweekの記事を眺めています。

 ひさしぶりに大場秀章先生の「植物学の楽しみ」という本を手に取りました。読むほどに、先生は植物が大好きだよ、という感じが伝わってきます。むろん名文だからですが。本の中では、「植物通のすすめ」の章と、インタビュー「大場秀章の本音」がおもしろいです。「花・人・出会いー植物を愛した人々」も感動的です。なくなる前日まで専門書を机の上に置かれていた原 寛先生のお話を聞くと、途中から管理職に移らざるを得なかった自分の人生に忸怩たるものを感じます。

 本を読んでいたら、昔の奥飛騨の山歩きを思い出しましたので、古い日記から何編か紹介します。

2001/10/12(Fri)雨
またまた久しぶりに茂住林道を1時間ほど散歩。雨なので研究棟から徒歩。クルミ林近くのイタヤカエデに寄生しているような格好でムラサキシキブあり、きれいな紫の実がなっていた。

2001/10/31(Wed)晴
1年半ぶりに茂住峠(標高1200m)まで来る。シラカバすでに落葉。ブナやミズナラはまだ黄葉が多く残っている。空の青との対照がすばらしい。うす白色に風にひらめいている高木が諸所にある。ハリギリやコシアブラなどのウコギ科の木である。低木で全縁、互生で、葉脈の少ない低木がある。葉は白っぽい黄色になっている。調べてみるとオオバクロモジだった。あとひとつ、まだ緑だが非常に大きな葉の若木がある。葉柄の周りにはちまき状のものがついている。調べたが名前がわからない。葉の大きさからするとホウノキに似ているが、葉の付き方や葉脈の数が合わない。もう一度確認のこと。サワシバの黄葉もあった。
あと、イロハモミジが真っ赤である。オオイタヤメイゲツと思われる紅葉したカエデがあるが、調べてみると、オオイタヤメイゲツは黄色で赤ではない!ヒナウチワカエデか?
再PET検査が陰性だったので何となくつかえがおりたようだ。

 (ウコギ科のタカノツメの押し葉がありました。ご覧下さい。葉の色が変色してちょうど秋の葉っぱのようになっています。)


2001/11/01(Thu)曇
もう一度茂住峠直下まで行く。ホウノキと思った木はオオキツネヤナギでした。葉の付き方を改めてみるとヤナギである。ハウチワカエデと思われる紅葉を一枚サンプルとした。押し葉にしている。オオイタヤメイゲツと思っていたのは間違い。これは黄葉で紅葉はしないとのこと。茂住から30分のところにこのようなすばらしい散歩道があるのを誰も知らない。

2001/11/02(Fri)曇
寒い朝だ。アパートからの坂道にコマユミがかわいい真っ赤な実をたくさんつけている。

by FewMoreMonths | 2007-10-17 16:45 | 奥飛騨


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